死ノ骸骨
ヤバい……自分で作っている物語のハズなのに設定を多くしすぎて小説内でどの設定を書いたか書いてないか分からなくなってきた……。
ヘルプミー(×·×)
ゼロは転がるように地下へと続く階段を降りていた。
「おいおいおい!コレはヤバいだろ!」
ゼロの真後ろでは段々と壁全体の罅割れが広がり、崩れ落ちていた。
「このままだと絶対に死ぬじゃねぇか!」
罅割れが広がる速度は時間経過と共に加速し、それと同時に壁が崩れ落ちる速度も上がっていく。
このまま逃げ続けてもゼロを待っているのは間違いなく"死"あるのみである。
だが、神のイタズラかゼロにとって"奇跡"とも言えるものがやってくる。
「ん?扉!?」
目の前に見えてきたのは縦に4メートルはあろうかと思うほどの大きな扉だった。
扉はゼロが叫んだと同時に奥に開いていく。まるで入ってこいと言わんばかりに……。
「ああ!クソったれが、行ってやろうじゃねぇか!」
ゼロは後ろを振り返らずに全力疾走のまま扉の中に飛び込む。ゼロが扉の中に入ると同時に扉は閉まりだし扉の向こう側の壁が完全に崩れ落ちたのが見えたと同時に扉は完全に閉まってしまった。
「はぁ……はぁ……めちゃくちゃ焦ったぁ……」
ゼロは地面に寝転がり一息つくと、首だけ動かし周囲を見渡す。
「なんだここ」
そこにはアニメとかで見たことがあるようなアイアン・メイデンやよく分からない三角形の木材、燃えカスとなっている牧の上に置かれた大釜などリアルでは見ないような物が多く置かれていた。
ゼロは部屋を見渡すと体を起こして呟く。
「ここ……拷問部屋じゃね?」
そう呟いた途端、背中に嫌な汗が伝う。
それと同時にゼロは自身の正面へと全力で跳躍する。
ガキィン!
「あっぶねぇ!」
後ろを振り返るとそこに居たのは骸骨だった。恐らく"スケルトン"だろうとゼロは考えたが問題なのはその手に持っている獲物である。
「大鎌とか……俗に言う死神かなんかかよ?」
ゼロはそう愚痴を言いながら推定スケルトンに向かって鑑定をする。
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Name 無し Lv444
種族 死ノ骸骨 Lv44/100
職業 【死ノ運ビ屋】 Lv92/100
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「あー……なんでこんなに俺って運がねぇんだ?確かに運は0だけどさぁ!」
「カタカタカタ!」
ゼロが叫ぶと同時にスケルトンは筋肉が一切ついていない見た目とは裏腹に凄まじいスピードでゼロへと接近する。
「カタカタカタ!」
「あぶねぇ!」
大鎌が振り切られゼロへと迫る。だが、ゼロはスキルを使う事で間一髪で避ける。
ガァン!
鎌が地面と衝突することで地面に積もっていた埃や土が部屋全体に舞い散る。
「ゴホッゴホッ……こんな奴と戦ってられるわけねぇだろ!」
ゼロは逃げることを決心し、すぐにもう一度部屋全体を見渡すがそこであることに気がつく。
「あれ……扉……無くね?」
そうゼロが呟くと同時に再びスケルトンが大鎌を腰に構え迫ってくる。
絶体絶命の戦いが幕を開ける。
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"闇"の中、女は歌う。
自身の過去に思いを馳せながら。
「神が一柱堕ちました♪ 大きな力を求めてさ♪ 神の座から堕ちたのさ♪」
女は続ける。
世界についてを考えながら。
「それを危険視した神々は♪ 堕ちた神を"闇"へと封じたよ♪」
女は目を瞑る。
世界の心理と真理を考えながら。
「神は"闇"から抜け出して♪ 世界を"闇"で染め上げた♪」
女は天を見上げる。
自身の目的を見つめ直しながら。
「最強至った闇の神♪ 新たな配下を生み出した♪」
女は一人の異界人のことを考える。
そして歌を続けた。
「悪魔は"闇"を崇めたさ♪ だけど油断した闇の神♪ 創造主に自身の眼を奪われた♪」
女は笑う。
自身の書き上げたシナリオが上手くいっていることに満足しながら。
「悪魔と眼に裏切られ♪ 地位を追われた"闇の神"♪ 邪神に堕ちてしまったよ♪ その悲しき神の名は○○○♪」
女は一時的にだが、元に戻った両の眼に満足しながら、"闇"の中を歩く。
「にしても、ティアーラの記憶を改変するなんてアイツも馬鹿だなぁ」
もう一人の自分へ嘲笑しつつ、自身の未来へ決意を固める。
「さあ……創造主どもも他の神々も今に見てろ?」
女は自身の体を銀髪金眼の少女へと変化させ、呟く。
「もうすぐだ……僕が再び頂点にたってやる」
"闇"が動き出すのもあと少し。
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