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Another World Online〜俺はPKで金を奪って生き残る〜  作者: ε-(`・ω・´)フンッ
仁義なき戦い〜悪魔VS異界人軍団〜
29/61

零夜の考え

昨日投稿するのを忘れるという愚行を犯したので、今日の夜ももう一本別で投稿します。……たぶん‼

てか今日はもう水曜日なんて一週間の進み早ぇ……

「あ"ーー!やっぱ身体固まってんなぁ」


 ゼロこと天堂零夜は身体を伸ばし、欠伸をつきながらベットから立ち上がった。


「冷蔵庫の中ってなんかあったっけ……ああ、そーいやそうだったわ……」


 そうして開いた冷蔵庫の中にあったのは普通の家なら食いきれないレベルのもやしと申し訳程度の醤油やポン酢といった調味料だけだった。


「はあ……このもやしを食い切ったら金が底をつくんだよなぁ……本気でゲームだけじゃ無くて日雇いのバイトでもするしか無いか?」


 ゲームに没頭しだしてからは考えもしなかった"労働"という単語が頭に浮かぶ。

 だが、今は一旦そんな考えを頭を振って消し去った零夜は冷蔵庫の中からもやしと醤油を取り出して調理する。まあ、フライパンにもやしと醤油を投入して炒めるだけなのだが……。

 出来上がったもやし炒めを皿に盛り付けると、未だ生きていられる事実に感謝をし、そして食す。


「こんな事し続けてたら死ぬな……よし、後からリアに数日空けると連絡して、日雇いのバイトに行くか」


 流石に今の状況はマズいと感じたゼロはそう決心すると、おもむろにスマホを取り出して仕事を探そうとする。


「できるだけ給料が高いバイトってなんだ?そこら辺もちゃんと調べないと……ん?」


 その時ゼロはたまたま目に入ったネット記事に気を取られる。


「『サービス開始直後に悪魔降臨!プレイヤー達の中に疑問走る!』ねぇ?」


 その記事の"悪魔"というのは間違いなく自分の事だろうと確信したゼロは少しその記事が気になってきた。

 誰しも自分の事を他人が話していたら気になるだろう。なんなら、人からの評価が気にならないのは余程他人に関心が無いか自己肯定感の高い奴(ナルシスト)くらいだとすら零夜は考えていた。


「もしかしてだけど他にもこういう記事がネット上に上がってたりするのか?」


 ふと、そんな事を考えたゼロはすぐにネット上に検索を掛けてみた。ちょっと面白い記事でもあればいいなくらいの気持ちだったのだ。

 ただ、この行動が零夜の……ゼロの運命を大きくわけたのだが……。


「ん?『悪魔攻略部隊スレ』?」


 たまたま幾つかの単語を打ち込んだお陰で出てきたそのスレだが、恐らくはゼロに勝つための方法でも話し合っているスレなのだろうとゼロは予測を立てた。


「どーせゲームのNPC相手ならバレてないと思って話し合ってるのかも知れないが、俺はプレイヤーだからなー。遠慮なく見させて貰おう」


 事前にどんな事をしてくるのかを知っているだけでも遥かに有利になる事を理解しているゼロは、悪い笑みを浮かべながら開いた零夜は最新部分の内容を読む。

 そして、目を疑った。


「あ"?『吸血鬼を捕まえた』?」


 絶対にありえないその文言。

 例え、プレイヤー達がこのゲームを寝る間も惜しんでやり続けたとしたら、レベル20や30くらいはいるのかもしれない。何せ零夜はPKのみしかやって無いので経験値の効率は普通のプレイヤーよりも遥かに劣るからだ。

 だが、だとしても"リアが捕まる"なんて事は絶対に起こりえない。

 リアはレベル100を超えているNPCだ。その実力の高さはスキルが全て弱体化していると言う今の状態ですらプレイヤーの追随を許さない。それこそ魔術系のスキルだけならばプレイヤーより遥か高みにいるだろう。

 つまり、一言で言うならばリアに勝つのは"不可能"なのだ。正確に言うならば"ほぼ不可能"といった所だが、そんなものは誤差の範囲だ。リアに()()()()()()()で勝つならば、リアに不利な環境や状況を整えて、圧倒的数で連携を取り、リアの弱点なんかをつくしか無いだろう。ただ、そこまでしても勝率なんて2割を下回るとすらゼロは思っていた。それだけリアは強い……強すぎるのだ。今のプレイヤー達からするとそれこそ圧倒的に。

ただ、戦えないわけではない。それこそ零夜を舐めて手を抜いていた結果出し抜かれてしまったアドラがいい例だ。それこそ、リアがプレイヤー達相手に手を抜けば零夜がアドラ相手に戦った時よりも遥かに楽に戦えるだろう。だが……


「俺だからこそ分かる。リアはプレイヤー程度に負ける程弱くないし油断や手加減もしない。なら、どうして……」


 ゼロは掲示板上の言葉を見て色々と考えを巡らせるが、今すぐに答えは分からない。

 だが、事実の確認は今すぐにでも可能である。その方法は……。


「本当なら、もう少し休憩した方がいいんだろうが……しゃーねぇ」


 そう呟いた零夜は直ぐに自分の寝室へと向かう。


「もし、本当にリアが捕まったんだとしたら……俺は……」


 ゼロは幾つかの考えを巡らせながら再びゲームにログインした。

そう言えば前回のあとがきに書いた次回予告と今回の内容違ったなと今更気づきました


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