会議 2
いやー、申し訳ない!
すごく投稿するのが遅れた!
今回会議をして、次に雑談みたいなのをしてから探索を開始したいと思ってます!
是非、そこまでお付き合いください!
あと、ブックマーク9件ありがとうございます!
「では、第一回特別会議を始めます。」
「んで、大将はなんで俺らを呼んだんだ?」
と、いきなりロジャースがこの会議を開いた理由を求めてきた。
「その件について、もう少しで報告が、、、。」
「「「ただいま戻ってまいりました。」」」
「ああ、ご苦労様。」
偵察を頼んでいた3人が戻ってきた。
「エリス、周辺の情報を。」
「はっ!」
エリスは頭を下げ、報告をする。
「私達は、周囲を探索するためこの城を出ました。
門を出て、初めて私たちの前に映った光景は辺り一面の木々でした。」
「なに!?」
「ほほう!」
「はっ、面白れぇじゃねーか!」
ゲーム時代では城を出ると辺りは砂漠に覆われていたので、
配下たちにもこの非常事態がよく分かったようだ。
「周辺5キロまで探索はしたのですが、生命反応は獣のみでございました。」
「なるほど。」
「お望みでありましたらリリアンナに命じて【千里眼】を使わせましょうか?」
「いや、まだいいだろう。」
「御意。」
「では、ご苦労だったな下がっていろ。」
頷き、席に座るエリス。
「みんなよく聞いてくれ。」
「はっ!」
「我々は現在異世界に転移しているらしい。」
「やはり、、、」
「そうだったのか、、、」
配下の反応はそれぞれだったが、皆同じように落ち着いていた。
「リクヤ様、やはりこれはいつもの神の戯れなのでしょうか?」
と、エリスが聞いてきた。
そう、これは配下達にとっては今に始まったことではないのだ。
ゲーム内のイベントで違う場所に転移してしまった事は何回もあるのだ。
「いや、今回のは少し違いそうだ。
元の地に戻る方法は今のところ検討もつかない。」
「リ、リクヤ様でもですか、、、」
いつもは俺が率先してイベントをクリアして戻れるから今回俺が何もしないことに戸惑ってるのだろう。
「ともかく、今、我々に必要なのは情報だ。
と、言うわけで近いうちに私は辺りを探索しに行こうと思う。
城の守護は任せたぞ。」
「はっ!、、、、え?お一人で向かわれるのですか?」
と、目をひん剥いて驚くエリス。
「そのつもりだが、、、。」
「だめです!行く先にどんな危険が待っているか!」
と、反論をしてきたのはエリーチェ。
「えー、だって面白そうじゃん♪。」
「「あ、こう言う人だった、、、。」」
と頭を抱えるエリスとエリーチェ。
「、、、分かりました。
ただし!配下を5人以上は連れて行ってもらいます!」
「えー、1人でいいじゃん。」
「だめです!」
「1人。」
「、、、、4人!」
「2人。」
「うーーーーん、、、分かりました3人です!これ以上は下げれません!」
「、、、わかったよ3人だな。」
と、子供のようなやり取りを終え配下を3人護衛として連れて行くことになった。
「では、会議の続きはリクヤ様が情報を得てからという事で。」
「「「「「異議なし。」」」」
その言葉を聞き、エリーチェが目で俺に合図してくる。
「よし、それでは解散!」
「「「はっ!!」」」
そして、皆はざわざわと席を立った。
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