異世界ィィィィィィィィ!!
ええい!投稿じゃああああああ!!!
【重要】クエスト『異世界で自由に過ごせ!』
[前払い] 異世界転移権
(差出人)異世界の神 ノーラ
「はぁ?」
なんとも間抜けな声が出てしまった。
「ここが異世界!?」
何だこれ。ドッキリか?
「リクヤ様!」
「おう!?」
エリスの大声に反応し、変な声が出てしまった。
「先ほどから呼んでいたのですけど、、、
先ほど宙を眺めてからボーっとしていましたがどうかなさいましたか?」
「い、いや何でもないよ!」
問題がもう一つ。
彼女がなめらかに俺と喋れていること。
、、、、やはり俺は異世界に転移されてしまったのか?
「あ、」
いや待てよ、まだそうじゃない可能性がある。
「エリス。」
「はい。」
「俺のほっぺたをつねってくれ。」
「承知いた、、、、、、、え?」
俺の命令に戸惑うエリス
「ですが、、、、」
ええいまどろっこしい!
「いいから!!」
「、、、、はい。」
リクヤ様がまさかこのようなプレイがお好きだったとは、、、
とぶつぶつ呟きながら俺の前に来ると
「では、行きます。」
ぎゅううううううーーーーーー
「いたたたたたたたたたた!!!!
もういい!離して!」
「は、申し訳ございません。」
カンストモンスターの割と加減なしのダメージはすごく痛かった。
それより痛覚を感じたってことは、、、、
「夢じゃないのか、、、、。」
「は?夢ですか?」
「いや、なんでもない。」
この時点で1番可能性が高いのは異世界転移だな。
だとするとまず俺がやるべきことは、、、、
「エリス。」
「は!」
「ダークエルフのエレナと森に詳しいリリアンナを連れて周囲の偵察に行って。」
「承知いたしました!」
と言うとエレナは優雅に王座から出て行った。
とりあえず周囲の状況を探るために偵察に優れているエレナと、
特殊スキル【千里眼】を持つリリアンナをエリスの護衛として同行させることにした。
「クルシュ、パートリス。」
「「はい。」」
続いて俺が呼んだのはメイドである狐獣人のクルシュと、
猫獣人のパートリスだ。
「俺の配下達を参加できる限りでいいから全員を会議室に集めろ。」
「「承知いたしました」」
会議室はこの拠点を作ってから一回も使ったことのない部屋だった。
まさか使う羽目になるとは、、、、
王座に誰もいなくなったのを見届けてから俺は呟く。
「、、、、俺も向かうか。」
俺はメニュー画面の拠点管理メニューから転移と言うボタンを選び、
転移先の名前を口にする。
「【転移】会議室!」
ヒュッと音がなり、王座の間には誰もいなくなった。
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