1
──ステータス──
名前 黒野 聖夜
レベル 1
種族 鬼神
職業 魔王
スキル 創造魔法
HP1000
MP∞
称号
『魔王』『魔力を極めし者』『大切な者を失った者』『創造する者』『鬼族を統一すべし者』『全ての武器を操りし者』『女嫌い』『力ヲ求メシ者』
武器 魔刀 玲奈
────────
皆は勇者召喚を知っているであろうか？勇者召喚といえば勇者だったり、巻き込まれた者とかそういう作品が多いと俺は思う。
だが、だが！なんで俺は勇者でも巻き込まれた者でもなく、魔王なんだよ！勇者召喚で魔王が出るとかこの魔方陣使えねぇじゃねぇか！
──冷静になろう。まず、学校の授業中、いきなり床から魔方陣みたいなの現れて目がぁ！みたいな感じで異世界召喚、勇者として招かれたんだが、みんな怒るよね。家に帰れないとかなんたらで。俺はヲタクだし、ラノベとか呼んでたからひゃっほー！（某梨）みたいになんたんだが…
ここまではよかった。なんでここまでかって？職業が魔王だなんて知らなかったからだよ！くそくらえ！
「皆様、ステータス魔法で自分のステータスを見ることがてきましたか？」
話は突然変わるが、この王国、インフルエンザ王国というらしい。ネーミングセンスがやばいとしか思えない。今話した人はこな王国の王女、ソフィア・I・インフルエンザという名前だ。点と点の間にIとか絵文字にしか見えないのは俺だけだろうか？
「それでは皆様のステータスを開示してもらえませんか？」
インフルエンザ王女が言う。やばいよね、このステータス見せれねぇよ。魔王とかばれたら勇者に殺されちゃうよ？首と体が離れちゃうよ？
「わかった。俺から開示しよう。」
今話したやつの名前は光明 光。性格は明らかに勇者向けだ。俺はこいつの名前は光りすぎだと思うのだが…
──ステータス──
名前 光明 光
レベル 1
種族 人
職業 勇者
スキル 聖魔法 剣術 付属魔法 幻影魔法 聖眼
HP9000
MP3000
称号 『勇者』『聖剣の使い手』
武器 聖剣 エクスカリバー
防具 聖鎧 神威
─────
いやいやいや。強すぎだろ。おい。HP俺の9倍もあるぞ…MPは俺の方が圧倒的だけどな。そういえば俺って防具がないんだよね。
「光くんも開示してるし…それじゃあ私も…」
という感じでどんどんみんなはステータスを開示していく
──ステータス──
日真名 矢津
レベル 1
種族 人
職業 剣豪
スキル 『上位剣術』『炎魔法』『上位刀術』
HP 6000
MP 2000
称号 『剣豪』『勇者に従いし者』
武器 聖刀 夜桜
防具 神聖 ？？？（未解放）
──────
なんだこいつ。勇者並みに強いじゃねぇか。
──ステータス──
名前 牧野 累
レベル 1
種族 人（海神）
職業 魔法使い（魔王）
スキル 水魔法 （隠蔽魔法 身体強化魔法 限界突破 創作魔法 ）
HP1000
MP7000（900000000）
称号 『魔法を操りし者』（『魔王』『大切なものを失った者』『普通に隠蔽をせし者』『創作せし者』『水魔法をきわめし者』）
武器 木の杖（魔杖 志奈）
⚠（）は魔王にしか見えない
──────
こいつに至っては魔王という。この魔方陣大丈夫か？俺以外にも魔王も召喚してるぞ。ちなみに俺はこういう風にした。
──ステータス──
名前 黒野 聖夜
レベル 1
種族 人（鬼神）
職業 なし（魔王）
スキル なし（創造魔法 隠蔽魔法）
称号 なし（『魔 以下同文）
HP1000
MP 800（∞）
─────
とりあえず無能と偽っとけばなんとかなると思─
「聖夜、無能じゃねぇか！」
