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魔法至上世界の最強剣士【連載中止しています】  作者: ぴょん兎
プロローグ
3/27

マジ眠い...,寝させて....

 ....................くん、..........キトくん、......アキトくん!


 ううん、なんか煩い

 目すら開けずにアキトは言う


「.............あと、30時時間....」


「そんなに、寝られるわけないでしょ!

 1日経っちゃうじゃない!」


 煩いなぁ


「.....じゃあ、50時間........」


「増えてるよ!むしろ増えてるよ!

 2日経っちゃうよ!」


 う〜ん、ゆっくりと目蓋を持ち上げると

 可愛らしい美少女が


「ああ、夢か.....」


 二度寝をきめこもうとすると、


「寝るんじゃなーい!」


 頭から鈍い音が響いた


「もう!帰りのホームルーム終わったよ!

 一緒に帰ろ!」


「おう、帰ろうぜ、シオリ、アキト、カエデ」


「そうね、帰りましょう」


「いって〜」


 もう一度、はっきり目を開けると、

 辞書という鈍器を構えたシオリ

 それを見守るコウスケ、カエデがいた


 秋本楓

 コウスケと同じシオリの幼馴染で、シオリと仲良くしている?俺を敵視している

 スレンダーで短髪の強気の美女

 美少女ではなく美女なのは、身長170cmで、どう見ても少女ではないからだ

 俺は174cmなので、ほとんど差がなかったりする

 スポーツ万能


 ちなみに彼女ランキング3位


 そんなことはともかく、聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする



 イッショニ、カエロウ?



 おいおい、勘弁してくれよ

 ふとして見ると、案の定クラスの大半が冷たい、それはもう冷た〜い目線を向けている



 どうすんだよこれ!



 断る?

「なに、お嬢様のお誘い断ってんじゃゴラァ!!」と怒気をのせた目線を向けらるだろう


 受け入れる?

「なに、調子のってんだゴラァ」とこれまた、怒りの眼差しを受けることになるだろう


 詰んだ、完璧に詰んだ

 勘弁してくれよ!ほんと、どうしてくれるんだよこれぇ.....


 わざとやってるんじゃねぇだろうなぁ.....

 もはや若干涙声である


 そうそう、勘違いしてはいけないのだが、シオリは俺に気があるわけじゃないのだ(たぶん)以前、この4人で話していたとき、彼女は「好きな人はいる」と言っていたのだ


 さらに、コウスケはともかく、カエデは善意で一緒に帰ると言っているのではない。

 彼女はシオリと帰りたいから

 あと、俺がシオリに手を出さないか見張るため

 加えて、俺の立場を悪くするためだ


 そんことしなくても、気のない女子に手なんか出しませんよぅ

 ぼくちゃん、チェリーボーイですよぅ



 恨めしそうに、シオリたちを見上げると


「どうしたの?早く帰ろうよ?」


 あ、はい。

 追い打ちですか

 行けばいーんでしょ

 逝けばいいんでしょう?

 本当に逝っちゃうんですけどいいんですか?


 半ば自暴自棄になりながら、立ち上がろうとすると......




 真上からズシンととんでもない圧力をかけられた



「ぷげっ..........ぐえ!..........」


 考えてみてほしい


 机から立ち上がろうとしているやつの頭を真下に押し付けると....



 そう!

 机に頭を叩きつけられるのだ!



 さらに、前かがみになっていたシオリの頭が

 鈍器のように背中の肺があるあたりに叩きつけられた



「.......ぐぇ..........どう...なってんだよ、これぇ.........」



 見ると、コウスケやカエデ、大野やさやか先生、他数10人の生徒が床やら机やらに倒れている



 圧力がヤバイのだ!

 大人の男が10数人のしかかっているレベルである



 あちこちから、呻き声が聞こえるなか


 クラスの中央から白い魔法陣?が広がった!


 その魔法陣?は徐々に光を強め.......


 俺の視界を真っ白に塗りつぶして

 俺は意識を失った………


 これが後に日本最大となる集団神隠しである




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