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黎明

100、黎明


月の中で安らかに眠っている兎のように優しくて

可愛げな寝顔するから 心躍る 君は薔薇のよう

愛の言葉さえ霞むようになり 照れくさい それも一つだけど

以前より 何故だろ 君を遠く 少し 遠く感じていた


支えたいのに 素直に慣れない自分を悔いてる 

窓の外には冷たい雪が 街を白く染めていく

聖なる夜に行き交う恋人たち 街灯よりも煌めいて

僕もあのシルエットのように 君と愛を育み合いたい


夜明けと一緒に込み上げてくる 哀しみと切なさの色が

日が経つにつれて 君の色へと変わっていく気がするのは 

僕のただの勘違いかな きっと違うよね 答えてくれる君はいない

立ち並んでいるビルとビルの間 眩しい光 希望(のぞみ)導くと信じて・・・


棚の上 飾られているネックレス 君へあげたプレゼントはまだ

あの頃と変わらぬ光沢を放ち 君のように輝いてる


一つの傘の下で二人 愛を紡いだ頃の温もり

抱きしめたいよ 君ともう一度だけでいいから・・・

拭いきれない涙に急かされるように 君に会いたいと強く想った

扉の向こう続いている白い道が 君へと誘う


送信したメールの返事来ないけど あの頃のように信じてる

「贈り物 渡した 想い出の端の上で君のこと待ってます」

流れ星の下で 僕は走るよ 足跡に見むきもしないまま

振り向いた君の言葉待たずに 「もう一度やり直さないか?」

夜景の輝き どんな光にも勝るほどの愛を刻もう

終わりなき詩のように永遠誓う

愛という名の光が始まり 告げる


記念すべき100作品目!!

タイトルに選んだのは「黎明」。

黎明とは、夜明けの頃を意味し、転じて物事の始まりを表す。


今回は愛する人との距離が開いていることを意識し、やがて失ってしまったという設定で、無論男目線。

大切なものは失ってから気づくもの――ってよく聞くけど、その通りのことだよね。

些細な面影が、隣にいるはずの恋人の微笑む姿と重なり、

何故か溢れてくる感情があり、涙があり・・・。

最終的には、結ばれる形でまとまる詩になっているが、

現実はどうなのだろう。

果たして、この詩のように美味くいくのだろうか。


御存知の通り、一冊目、2冊目共に、「~思春期の私が綴った想い」というサブタイトルが付いている。

人生を20年も歩んでいない人間が、ませたことをしても・・・と毒づく辛口な者も中にはいるだろうが、

思春期の人間だからこそ、想い描ける夢、希望、恋模様がある、と僕は勝手に信じている。


この詩を読んで、多かれ少なかれ心を動かされた、という感想を抱いてくれれば、僕としても幸いであり、

これらの詩の居場所が見つかったような気がする。

そして、新たな「想い」が生まれ、新たな「詩」が生まれると思う。


始まりがあれば、確かに終わりは来るけど、

終わったそのときから、既に何かは始まっている。


そう、まるで一日の始まりを告げる夜明けの太陽のように。


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