絆
63、絆
君から教えられた生きる力を忘れそうなとき心の奥で
これまで刻んできた過去 想いへと変わる 伝えたい涙と共に さあ・・・
月の浮かぶ夜に端の下で 孤独だけを噛みしめた日も
止まらない愛を追っかけ走って 躓いたとき
顔を上げると温かい君の掌が僕を
優しく包む もう一度だけ・・・
戻れぬ昔日 負った傷痕は
森の深くにある大切な気持ち閉じ込める
宝箱の鍵となる どんな怪我も
些細な言葉のあやで溝ができた 仲違い すれ違ってくよ・・・
太陽沈むころに端の上で オレンジの川面 眼に焼き付けた
無数分の一 その確率越え 出会い果たした君を信じる
たとえ行く先で 別れ道迷い また喧嘩したり 「ゴメンネ」言ったり
幾銭の知れん 出会いと別れが 二人の歩み 妨げるかな
だけど僕ら二人 石や缶を蹴り 感じる つないだ糸
流れてく・・・
時代の欠片を腰折り拾うよ 世界変わり霧がかかると
視野が狭くなり 絆の糸さえ 気付かないまま 遥か遠くへ
彼方へ消えた ほうき星のように 掴めそうでできないものも
きっと僕ら二人 見つけられる そのための道標
「信じる」ことできれば いつの日も・・・
「絆」って「糸」が「半」分って書く。
片方の半分は僕の信じる想い。
もう片方の半分は君の信じる想い。
二つの糸が一つに変わったとき、
そこにこそ「絆」が生まれる――。




