1/51
東風
51、東風
明日の光さえも気づけぬ間に消える
包むあなたの優しさだけ 殻のままで残る
赤らむ頬叩く 鋭い風はどこから・・・
涙を誘う腕の中で 木漏れ日を受け止める
枝先に乗せてた想い出が 蕾開く願い込めて
花咲くときいつでも信じてる あなただけを信じてる
繰り返すためらい あなたの夢叶うかな・・・
他人の祈りに我を忘れ 容易く嘘もついた
離れていく街並み 揺れてる まるで二人 心のよう
もどかしい距離をつくる春風 届けたいよ あなたに・・・
赤い糸 その先があなたの指先へと続いている
そう信じて行きます この道 桜散る頃
枝先に乗せてた想い出が 蕾開く願い込めて
二つの物語 交うときを
いつまでも胸に抱いて・・・あなただけを愛してる
不器用な恋人たちの恋模様――。
どこか幼くて、どこかせつなくて・・・。
そのとき、春の風と重なった。
いつ吹くか分らないけど、
吹いたその瞬間には穏やかで、朗らかな気持ちになれる。
離れて遠い存在になったとしても、
あなたと赤い糸で繋がっていると信じていたい。
いつまでも、信じている。
あなただけを、愛してる。




