仲間…
みのる「何も置いてかなくても…あれ?」
メガネゴリラ〈もういないよ〉
みのる「…はぁ、仕方ない、メガネゴリラ君ちにでも行きますかえ?」
メガネゴリラ〈いいよ、ウチに行こう〉
こうしてワシらは、
メガネゴリラ君ちに行くことになった。
みのる「ほおほお!良い家じゃのお!」
メガネゴリラ〈ありがとう、じいさん〉
「アナタおかえりなさい!」
メガネゴリラ〈ただいまぁ〉
みのる「お、奥さんかえ??」
メガネゴリラ〈そうだよ、美人だろ?〉
みのる「んー微妙じゃな!」
奥さん「あらやだ、お世辞が上手いんだから!」
みのる「いや、え、?」
奥さん「あら、アナタ!そのメガネどうしたの?」
メガネゴリラ〈ああ、このじいさんにもらった〉
みのる「礼はいらんぞ!ハッハッハ!」
奥さん「ありがとうございます!ウチの人悩んでたんですよ…メガネはかけられないし、コンタクトレンズは合わないし、でもアナタがくれたメガネは特別製なんですね!」
みのる「まぁの!ワシは大発明家じゃからの!」
メガネゴリラ〈よしえ、話があるんだ…〉
よしえ「なぁに?」
メガネゴリラ〈オレはこのじいさんと共に魔王を倒しに行こうと思う…〉
よしえ「な、なんてことを…!?」
メガネゴリラ〈よしえ…すまない…〉
よしえ「…いいわ、アナタが決めたことですものね…」
メガネゴリラ〈ありがとう…〉
よしえ「…今晩はお祝いしなきゃね!としおの新しい雇い主様もいる事だしね…!」
みのる「雇い主様なんかではない!ワシらは…仲間じゃ!」
メガネゴリラ〈仲間…?〉