まずは…
アギ「まずは‘七色の森’へ向かわないか？」
ユウマ「…そうだな、、行きたくゎないが、あそこに行けば各地の森の主と通信が行えるからな…」
みのる「ま、待っとくれ…歩くのが早いんじゃよ…少し疲れた…休憩しとくれ…はぁ、はぁ」
ユウマ「…くそじじぃ、足手まといだな」
アギ「…少し休もう。おじいちゃんには応えるよね…だってあれからずっと歩きっぱなしだからね…」
みのる「アギ君は優しいのお！特別に、この、‘フワフワソード’を授けよう！」
アギ「フワフワソード…？？」
みのる「ああ、このフワフワソードはだな……」
ガサガサ…
ユウマ「…!?」
アギ 「…!?」
みのる「…な、なんじゃ！？」
ユウマ「じいさん！伏せろ！」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
みのる「ぎょええええええ!!!?」
ドカァン！！
みのる「な、何がどうなっておるのじゃ…!?」
ユウマ「…うかつだった…ここはヤツのテリトリーだったんだ…」
〈オレの縄張りで何している…〉
アギ「メ、メガゴリラ、か…!!？」
みのる「メ、メカゴリラ…！？」
〈いや、違うよじいさん、メカじゃなくて、メガ〉
みのる「メ、メカゴリラ？？」
ユウマ「……イラッ」
〈いや、だから違うって、メカじゃなくて、メカ〉
ユウマ「…」
アギ 「…」
〈あ、間違えた、メカじゃなくて、メカ…いやいや、メカじゃなくて、メガネ〉
みのる「ほおほお、メガネゴリラかぁ！」
〈あ、もういいや、何とでも呼んで、〉
みのる「メガネゴリラ君！君にオススメのメガネがあるんじゃ！どうかね？欲しいかね～？」
ユウマ「……」
アギ 「……」
〈え、オススメ？んー…でもオレ基本コンタクトレンズ派だからなぁ、てかさ、オレ顔の構造上メガネかけらんないんだよなぁ…〉
ユウマ「……アギ、今のうちに行くぞ…」
アギ 「………………………………うん」
みのる「大丈夫じゃ！ワシを誰だと思っておる！かの大発明家、みのる様じゃ！ハッハッハ！」
〈なんか、スゴそうだな…おじちゃん、気に入ったよ、ちょっとウチ来ない？色々話、したいな！〉
みのる「いいともいいとも！あ、紹介しよう、こちらのお2人さん…ん、あれ？いない…」
メガネゴリラ〈……？〉
みのる「……」
ワシ…置いてかれた…？
