魔王!!よしお!!
よしお「うぅ…体が痛い」
‘チョコレート’を奪い、融合し、
そこまでは良かった…うん…
なんなんだこの‘入れ物’は…
身体がギッシギシではないか…
有り得ない…うん…
だってさ、ね、
前の‘入れ物’はかなり動けたぞ?
この違いは何なんだ…
〈オレもう45だからね~…それに、運動とかあんまりしてなかったし、走るのは好きだったから…たまにね…走ったりはしたよ〉
いやいやいやいや、
何で君会話出来てるの??
前の‘入れ物’の時はこんなんなかったよ…?
〈え?うそ?あれ?会話できてるね…スゴいな!…あんた、魔王…ジャキラス…??〉
ああ、ジャキラスだ、
〈おわ!まじか!え?何で会話できてるの??〉
まだ融合が不完全らしい…
恐らくそのせいだ…
〈じゃあ今チャンスだよね?魔王ジャキラスを倒すぞー!!〉
いや、アンタには無理だよ
アンタが魔王ジャキラスになってんだから
〈あ、そっか〉
はぁ…早く前の‘入れ物’に戻らなければ…
〈いや、無理でしょ〉
あ、そっか…
‘チョコレート’と融合したからもう
‘入れ物’帰られないんだ…
〈え、じゃあ、アンタが死ぬとオレも死ぬの?〉
そうだが?
〈え、じゃあ、オレの仲間達が魔王ジャキラス倒しました、はい、オレは?〉
死にまぁぁぁす。
〈そんな…〉
お前の仲間達ではお前を倒せない
だから、
オレは倒されることはない
〈それはダメだ…世界はどうなる?〉
オレのモノだ
〈てか、‘地球の核’じゃ満足できなかったの?〉
あ?ああ、まぁ、そうだな。
〈てか、‘地球の核’が本体なんでしょ?〉
いや、違う
‘地球の核’も結局は‘入れ物’に過ぎない
あそこに居ては何も出来ん、
だから地上に出てきて、
地球の全てを支配してやるのだ!ハッハッハ!
〈…魔王にしては野望が小さくないか?〉
あ?…余計な口出ししていると身体を痛めつけるぞ
魔王は壁に頭突きした
ゴンッ
よしお「いたたた」
魔王 「いたたた」
……。
魔王の配下である、
レッドデーモンはこっそり見ていた
「魔王様…何をされてるんだ…??」
よしお「…」
魔王 「…」
レッドデーモンの名前は‘リンゴ’
リンゴ「魔王様…ウォーキングの時間です…」
魔王 「ああ、わかった、今行く」
よしお「ウォーキング…??」
魔王 「ああ」
何故、ウォーキングか…?
身体を慣らすためだ
あとは…無駄な贅肉を落とす
走ったり、筋トレしたり、は、まだ無理だ。
とりあえず、、、
ウォーキングだ。




