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清水
チョー短い話です。
みんないなくなった。
あれからどのくらいの時が経っただろうか
人類はこの星を捨てた。
残さたのは要らなくなったゴミ
そう私は
もう生きられない環境だと最後に言っていた。
ロボットだから私は生きられた。
でももうだめかもしれない体はボロボロ
頭脳の電子部分の一部が壊れ、記憶することが出来なくなった
それと同時にあちらこちらの電子が正常に動かなくなったのだ。
もう一度、そうもう一度だけで良い私以外の何かと話がしたかった
私は、育児ロボット
子供たちに会いたい、な
ゆっくりとブラックアウトしていく視界を最期に無に消えた。
END