【レシピ】梁山泊流・小豆と紅花の餅 & 蜂蜜湯
旅立つ仲間の背を押す、甘い紅と金の二重奏
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〇材料(2〜3人分)
◆小豆と紅花の餅
白玉粉(または上新粉)…120 g
熱湯…約100 ml(生地のかたさで調整)
ゆで小豆(市販の缶詰または粒あん)…80 g
紅花(乾燥ハーブ、ティーパック売り場などで入手可)…大さじ1
砂糖…小さじ1
打ち粉(片栗粉)…適量
◆蜂蜜湯
お湯…300 ml
蜂蜜…大さじ2
しょうがスライス…2枚(風除けの追い温め)
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〇作り方
1. 紅花の仕込み
紅花を小鍋に入れ、水(分量外)をひたひたに注ぎ弱火で1分。
火を止めて5分蒸らし、花と抽出液に分ける。花は軽く水けを切り、抽出液は餅生地用に取っておく。
2. 餅生地をこねる
ボウルに白玉粉・砂糖を入れ、紅花の抽出液+熱湯を少しずつ加えて木べらで混ぜる。耳たぶ程度のやわらかさになったら手でなめらかにこねる。
紅花の花びらを練り込み、橙がかった生地に。
3. 餅を包み、蒸す
生地を6等分して丸め、平らに伸ばして中央に小豆あんをのせ包む。閉じ口を下にして軽く押し、直径5 cmほどの円盤に成形。
クッキングシートを敷いた蒸し器に並べ、強火で7分蒸す。透き通る艶が出れば合格。
4. 蜂蜜湯の調合
お湯に蜂蜜を溶かし、しょうがスライスを浮かべる。黄金色の香りが立ったら出来上がり。
5. 〇仕上げ
蒸し上がった餅に打ち粉を薄くはたき、皿へ。蜂蜜湯を添えて供す。
「紅花は血をめぐらせ、小豆は腹を支える。
甘い蜜の湯は心へ灯をともす。
雪道の寒さも、この紅と金を口にすればただの景色―
椀を掲げ、旅の安全を祈ろう。」
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〇アレンジ指南
紅花が手に入らなければ、食用サフラン少々で色と香りを代用。
小豆を黒ごまあんに替えると香ばしい“黒雲餅”に変化。
蜂蜜湯にレモン汁を数滴たらせば爽やかな“柑蜜湯”――初夏の行軍向け。
紅と金の甘味で指先まで温め、次の道程へ。
椀に映る湯気が晴れたとき、物語はまた一歩先へ進む。




