↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【本編完結】無能な鍵使いの現代無双~どんなスキルにもなれる腕輪を手に入れた俺はダンジョン攻略しながら陰謀を解き明かす~  作者: 立風館幻夢


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/408

第三十一話 アレが嫌い、ヘルプミー!

「おい! 昇! 助けてくれ!」

「なんだ!?」


 ドアが思いっきり開き、またしても……


「お前だから服!」


 素っ裸のシェダルが飛び出してきた。


「そんなことより! 早く助けてくれ!」

「な、なんだよ!」


 シェダルの顔はかなり真っ青で、俺の肩をしきりに振る


「忌まわしい……気持ち悪い……」

「はぁ?」

「とにかくアレを何とかしろ!」

「な、なに言ってんだ!?」


 シェダルはどうも混乱しているらしい。

そんな様子を見せられると、こちらも意味が分からなくなってくる。


「いいから来い!」

「うわぁ!?」


今日何回目かは分からないが、またしても連行された。


◇


風呂場の前に着く、何回転びそうになったことか。


「奴は中にいる……早く何とかしてくれ!」

「なぁ、いい加減何があったのか……」

「早くしろ!」

「わ、わかったよ!」


 俺は慎重に風呂のドアを開けた。

何はともあれ、女のピンチを救えなきゃ男が廃る。

 ……ましてや、裸であることになんも恥じらいが無いとはいえ、その状態で俺に駆け寄るとは相当のピンチだ。

 一体どんなのがいるんだ? 開けた先にいたのは……


「……なんもいないじゃねぇか」


 見たところ、何もいない。


「よく見ろ! そこにいるだろ!」

「あぁー……」


シェダルが指をさした先には、確かに俺も若干苦手な「奴」がいた。

アレの正体というのは……


「『ナメクジ』か」

「そうだ! 私はアレが大大大嫌いなんだ!」

「なんで?」


 俺も好きか嫌いかと言われれば嫌いだが、ここまでの拒否反応は起こさない。


「理由はどうでもいいから早くしろ! 死ぬ!」

「ナメクジごときで死ぬかよ……」

「なんだと!?」


 シェダルは俺の服を掴んで、威圧的な表情を見せた。

ちょ……胸が……

 やばいやばい……欲情するな、今は件の奴を何とかしよう。


「わかった! わかったよ!」


 腕をまくり、盥とシャワーで応戦し、『アレ』を中に収め、玄関まで行って逃がしてきた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。