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わたしは美味しいご飯が食べたいだけなのだっ!~調味料のない世界でサバイバル!無いなら私が作ります!聖女?勇者?ナニソレオイシイノ?~  作者: 野田藤
第一章 討伐騎士団宿舎滞在編

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閑話 残り物には福がある

今日は閑話のみです~…申し訳ございません…ちょっと、スランプ中

ストックもう少しで切れるから、この隙にいっぱい書きたいんですけどもね……


 楽しい食事が終わったあと。

 片付けのために調理場へ。

 お皿洗いがあらかた終わったあと。


「ケイ様あ……鍋、ベタベタですー」


 ヤックがこの世の終わりみたいな声を出して悲しそうにジャムを作ったあとの鍋を見てる。


「ああ、大丈夫大丈夫~」

「何がですかー!もうこれ使えないですー!」

「もー、大袈裟だなあ、ヤックはー」


 ヤックが、今にも泣きそうなのでちゃんと大丈夫な所を見せましょう!


 ベタベタな鍋とアクを集めた器をセット。

 ベタベタな鍋に牛乳を入れたものとお湯を入れたものを魔導コンロに置いてあたためます。


「あたためながら鍋についたジャムを溶かしてね」

「「「はーい」」」


 半信半疑な三人組。溶けるから!大丈夫だから!!


 私は私で紅茶パックの用意。一鍋に10パックあればいいかな?

 カップも用意して、その中にイチゴジャムで出たアクを入れておく。これは冷めたらイチゴシロップになるので余った分は瓶にいれておく。お湯に溶かして果実水もいいし、ワインに入れてサングリアで飲んでもいいな。

 シロップは作っておけば何にでもなるから損は無いね!


「ケイ様~!牛乳沸騰しそうだよお」

「あ、じゃあこっちにコップあるから注いで!」


 ポールが調理台に置いてくれた牛乳入りの鍋からお玉でコップに牛乳を注ぐ。ジャムが溶けた牛乳はほんのりピンク色でとても綺麗だし甘い良い匂いがする。


 残りの牛乳鍋にポイッと紅茶パックを入れておく。ロイヤルいちごミルクティーもどきを作るためだ。本当は茶葉を抽出させる為に煮立たせて作るけど入れて放置して置いてもそこそこに美味しいし面倒臭いからね。


「こっちの鍋は沸騰したぞ」


 ヤックとダンの鍋にもそれぞれ紅茶パックをぽーい。簡単フレーバーティーを作る。これで甘夏ティーにストロベリーティーの出来上がり。

 こちらは今飲まずにある程度冷めたら茶葉を取り出してピッチャーに入れて冷やしておく。

 後で騎士達に飲んでもらってもいいかな。

 

「わあ!本当にベタベタ無くなりましたです!」

「だから大丈夫って言ったでしょ?」

「はい!」

「じゃあ、熱いうちにいちごミルク飲もう!」


 とりあえず鍋の片付けは後にして、熱々のうちにさっき注いだいちごミルクをみんなに渡す。


「これが後の楽しみ、ですよ……ジャム作った人の特権だね!」

「いちごミルク美味しいです!」

「へえ、アクって言うから不味いと思ってたけど……」

「これは美味しいアクなのです!」

「後のお楽しみ、美味しいねぇ!」


 片付けがいつも億劫だったけど、この方法を覚えてからはジャム作りが好きになった。だって、ベタベタな鍋をただ洗うよりこうやって楽しみながら片付けした方があとの楽しみとして作れるもん。


 今回は大量に作ったからいっぱいフレーバーティーが出来て嬉しい。

 アクも大量……とまではいかないけど、しばらく楽しめるくらいはあるし、ロイヤルいちごミルクティーも、ジャムもまだまだあるからいつでも楽しめる。


「いっぱいフレーバーティー作ったからみんなで飲んでね」

「「「「はーい!」」」」


 うん。フルーツ買ってよかった!




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