ご飯美味しい
そのお願いに、僕は答えた。
「いやだ」
その答えに、美少女はまた涙を流した。
そして、涙を流しながら聞いてきた。
「なんで、なんで駄目何ですか?」
その問いに僕は表情を変えず、少し低いトーンで答えた。
「不衛生そうだからだ」
「不衛生?」
「そう、不衛生だ。僕は行商人だもちろん食糧も運ぶ。食糧、ご飯は口に入れる物だ、それに虫が着いていたらどうする?寄生虫が着いていたらどうする?最悪食べた人が病気になったらどうすんだ?」
僕の問いに、美少女は真っ直ぐこっちを見て、訴えるように答えようとするが、遮った。
「まだだ、行商人はあらゆる所を回る。
もしそいつが新しい病気を持っていたらどうする?ウイルスを持っていたらどうする?
もしそれが、商品に着いていたらどうする?
それが原因で感染が大流行したらどうする?」
美少女は、怒ったような表情しながら、声がを張り上げた。
「わ、私の所は、不衛生ではないですー!」
・・・
「すみません」
僕は、一般的な背もたれのある木の椅子に座りながら前にある円い木のテーブルに両手の平をつけて、そしてその両手の平の間に額がぶつかるように、謝った。
僕が顔を上げると、美少女は慌てたような顔をして、両手を顔の斜め前で左右に振りながら、言った。
「や、止めてください、元はと言うと私の宿がボロかったのも悪いんですから」
「それもそうだな」
「前言撤回です。私は何も悪くありません。謝罪を要求します」
と、美少女は腕を組んで怒った口調で美少女は謝罪を要求してきた。
「めんごめんご」
と、僕は適当に謝ると美少女はまた怒った口調で
「めんごは一回まででしょ!」
「いやそれはごめんでしょ」
こんな会話をしていると、テーブルの下から、にゃー、ワン、と聞こえた。
「そっか、ご飯の時間か」
そう、思い出したように呟き、椅子の横にある黒のバッグを手に取って膝の上に乗せる。
そして、バッグを漁っているとキャットフードと書かれた袋とドッグフードと書かれた袋と皿を取り出し、皿を床に置きドッグフードとキャットフードと書かれた袋の中身を別々に入れると、その瞬間白黒の猫と白と茶色の混ざった犬が勢い良く食べ始めた。
その光景に、美少女は微笑みながら言う。
「可愛いですね」
「でしょ?僕の大事な大事な可愛いペッドだ」
と自信満々に言った。
そして、話すことが無くなり沈黙が続いていると、ぐ~、という音が、響いた。
その音は、僕のお腹から出ていた。
美少女は、慌てた様子で立ち上がる。
「お客さんが来ない期間が長すぎて、ご飯作るの忘れてた」
「なんの自虐ネタ?」
そう言うと美少女は、怒った口調で顔を、ぷくー、と膨らませて、自虐ネタじゃないですよ、と言ってきた。
そしてしばらくすると、おぼんの上に皿を乗せている美少女がやって来た。
美少女は、おぼんを僕の前に置いて、どうぞ、と進めてきた。
僕は、木のスプーンを手に取ってコーンスープみたいなものをを飲むと、ほんのりコーンの味がして普通に美味しかった。
夜、ふかふかのベッドに横になってベッドの上側の横にある棚の上にあるランプを消して眠りについた。