表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/49

お題『バレンタイン』

 チョコレートからチョコレートを作るなんてこと。

 生産性がなさすぎて、昔なら絶対にやっていない。


 でも、今の私は何食わぬ顔で湯煎する。

 私も彼とトロトロに溶けてしまえればいいのに。

 甘ったるい香りを楽しみながら、そう思った。


 ところで、彼は甘いものが苦手だ。

「バレンタインだから、チョコ作ったの」の台詞で。

 案の定、顔をしかめた。


 それでも、ひと口。

 ひと口だけでいいから、食べてくれれば……。

 ものすごく安心できる。


 どうして、こんな子になっちゃったのかな?

 でも、私を面倒な女に変えたのは間違いなく彼だ。


 ひとつだけ口に含んだ彼は「ありがとう」と言う。

 思わず私は「ごめんね」と呟く。

 少し呆れたように彼は「いいよ」と笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ