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異世界の誓約者  作者: 七足八羽
精霊騎士
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 その言葉に、全員が静かにリュウジに注目する。


(あるじ)様、誓約を事後承諾に等してしまいまして、申し訳ございませんでした。

 しかしながら事は急を要しましたので、他に方法も思い浮かばす、誓約させていただきました。

 本当に申し訳ございませんでした』


 言葉通りの心と、大きな怯えが言葉と一緒に直接リュウジに伝わって来る。


「そんな事、気にしないで、本当に助けてくれて有難う、あそこで君が居なければ間違いなく俺は死んでいたのだから、どんなに感謝してもし足りない位だ」


 不思議な事に、話している途中から相手に直接言葉と一緒に、感情も伝わっているのが判る。


 そして、其れを受け取っている相手の心が又伝わって来るのだ。


 リュウジは漠然と、誓約とはこう言う事なのかと思いつつ、不思議に何の躊躇も無く受け入れていた。


『有難うございます』


「助けてもらったのはこっちだよ、もし良ければ、御礼に名前を贈らせて貰えるかい」


 リュウジの中に喜びに打ち震える心が伝わって来る。


 彼女はどれ程長い事この時を待っていたのだろう、今まで此れほどの喜びをリュウジ味わった事が無かった。


 その思いがまるで自分の思いの様に感じられるのだ、まるで自分が喜んでいる様に。


 リュウジは何時の間にか胸が熱くなり、目頭を押さえて俯いていた。


「白蓮と言う名はどうだ。

俺の国の水辺に咲くとても美しい白い花だ、近くの池に咲いて子供の頃よく母と見に行った、俺の大好きな花の名前だ」


 喜びの感情だけが静かに、大量に、大河の流れの様に留めなくリュウジに流れ込んでくる。


 リュウジは両手で顔を覆って俯いてしまう。


「リュウジどうしたの」


「大丈夫」


 ギルとイルベリーが両手で顔を覆って俯いてしまったリュウジを心配して声をかけたが、リュウジが落ち着くまでには、少し時間が必要だった。


 少し落ち着くと、白蓮はリュウジの中で決心していた。


 主の躰は何時でも万全に整え、病気も毒も、主の体には寄せ付けない、怪我だって直ぐに治癒して見せる、たとえ主の首を切り落とされたって繋いでみせる。


 其れは決心と言うより、覚悟だった。


 そして、一つの悲願を達成した白蓮の心はは少しずつ自分の中に流れ込んでくる。


 白蓮は、リュウジの信じられない様な記憶と心に戸惑いながら、思案に暮れていた。


 其れは同じように、リュウジの中にも少しずつ流れ込んでくる、白蓮の生きた記憶と、その心が同じようにリュウジを悩ませる。


 少しすると、面を上げてリュウジが話始まる。


「わるい、もう大丈夫だ、今、少し彼女と話していたんだ、彼女は聴いた通り白蓮といって、今俺の中に居る。

 まだ俺の体調の都合で出て来ることは出来ないらしい。

 ただ、彼女は俺の見た物を見て、聞いたものも其のまま聞けるから、俺を通して見る事も話す事も出来るから俺が話すよ。

 白蓮も外に出られるようになったら、改めて紹介する」


「そお、で、この子は何という名前なの」


「えーと、;;;;と言う名前なのだけれど」


「ごめんなさい、解らなかったわ、もう一回言ってくれる」


「「「・・・・・」」」


「;;;;だけれど意味的には必ず故郷に帰る者、と言う意味らしい、因みに白蓮も、元は必ず見つけ出す者と言う意味な名前で::;:と言っていた」


「そうね、誰か名前を付けてくれる人が見つかるまで、発音できない名前じゃ困るから、仮に、(さと)でどうかしら、故郷に帰る、里帰りの里で」


「は、はい、有難う御座います」


 里はイルベリーの掌の上で座り込んだまま礼を言う


「里、こっちへも来てくれる」


 ギルが、両掌を何か壊れやすいものでも載せる様に、慎重に里に向かって差し出している。


 里を見た時から興味津々だったギルの渾身のアピールだった。


 ギルには寄生精霊も何も全く関係なかった、彼はいつもの様に好奇心旺盛に、目の前に有る自分の眼で見た物をそのまま受け入れる。


 今彼の目には、リュウジの恩人で、怯えながらも自分達に好意的になろうとしている愛くるしい小さな白い精霊しか映っていなかった。


真っ白い小さな躰、まるでミルクでつくった躰を薄い水の膜で包んだような潤いを魅せるか躰。


赤い二つの瞳は白い躰に良く映え、白を引き立たせる、その瞳は小さいながらもギルの何倍もの経験を映している。


何も纏わぬその身は美しいばかりでなく、自然放出する魔素を霧散させずに体表に纏い、物理作用からは有る程度身お守り、体温を保ている。


 翅が有るくせに飛ぶのが極端に苦手な彼女達の種族は、少しでも邪魔なものは身に纏わずに済むようそう信化したのかも知れない。


 ギルは耳まで真っ赤になりながらも里から目を話す事が出来なかった。


 イルベリーはそんなギルの顔を見て、仕方なく里に聞いてみる。


「里、大丈夫?」


 イルベリーに聞かれると、里はギルの顔を見ながらゆっくりと頷き、里は差し出されたギルの掌にまだ震えの残る足取りで転がる様に移ると、其処に座り込む。


 ギルは本当に慎重に、掌に乗った里を自分の前に引き寄せると、新しい家族に挨拶する。


「宜しくね、里」


「はい、宜しくお願いします・・・」


「僕はギルディット」


「私はイルベリー、この子達はシロと、雪よ、宜しくね」


「はい、イルベリー様、ギルディット様、白様、雪様宜しくお願いいたします」


「はい、今は居ないけど帰ってきたら、私の旦那のザルクと、リックも紹介するはね」


「はい、願いいたします」


 里がギルの掌の中で落ち着くと、リュウジが再び話始まる。


「そうだな、白蓮たちの種族についてはいろいろと誤解も多い様だから順を追って話そう。

まずは種族の誤解から解いておこう、彼女達の種族は一般に寄生精霊と呼ばれているらしいけれど、此れがまず大きな誤解だ、寄生では無く共生だから、共生精霊と言う事になるかな。

 彼女達の種族は宿主の体の中に入ると、その力を使って、宿主の躰を、最高のコンディションに保ち続けるのだ。

 彼女達と誓約すれば、病気にも掛らないし、毒も効かない、怪我をしても直ぐに治癒してくれるし、いつでも必要な時に火事場のくそ力が出せる様にも成る。

 引き換えに、彼女達は体の中に入ると、生きる為の全ての糧を宿主から得る様になり、宿主の躰の中だけで過ごせるようになる。

 宿主に力を与える代わりに宿主に外敵から守ってもらえると言う訳だ。

 かいつまんで説明するとそんな所だ」


「凄いじゃない、でもそれなら何故誤解されたの」


 感心して聞いたイルベリーが疑問を投げかける。


「そうだな、彼女達は一度誓約すると、躰が変化して宿主から離れると生きて行けなくなってしまう。

 其れこそ誓約で体が変化して宿主からの糧以外水も食糧も受け付けない躰になってしまうから、宿主から離れると一週間と生きられない。

 其れは当然宿主が死ねば生きて行けない、と言う事にもなる訳で、視点を変えると、宿主の躰の中に閉じ込めているとも考えられる。

 だから無理矢理誓約して、その力で悪事を働く者が横行し始めたのだ。

 そんな宿主を彼女達が許せないと思えば、止める方法は限られて来るよな」


「そうね、宿主を脅迫する、とか、宿主を殺すとか」


「その通り、自分の命を懸ける事にはなるが、その方法しかないよな。

 まあ実際当時そうして彼女達に殺された悪徳宿主が続出したのが原因で彼女達は迫害を受けたわけだ。

 誰だって自分を殺せる物を体内に入れるのは嫌だものな、実際は精霊たちが自殺しても殺したくなるほどの悪徳宿主な訳なのだけれどな」


「精霊の方に同情するわね」


「そうなのだけれどね、実際に彼女達は迫害を受け人里を追われ、現在は森の動物と共生して何とか生きている訳だ。

 只、此れだと子孫を残すのが命懸けけになってしまう。

 宿主の動物を眠らせてその間にと言う事になのだけれど、その間に目覚めて動かれてしまえばそれだけで彼女達は命を落としてしまう。

 なにせ宿主を探して森を彷徨い、体力の続く間にその体内に戻るなど殆ど無理だろ。

 其れで、彼女達はもう一度人間の信頼を取り戻して、人間に宿主になってもらうべく旅をしていた、と言う訳だ」


「成る程、でもリュウジは何故そんなに詳しいの、今白蓮ちゃんに聞きながら話している様にも見えなかったし、そんな時間も無かったと思うのだけれど」


 イルベリーはどうも腑に落ちない様だ。


「その事について、此れから話そうとは思う、此れは本当に白蓮も俺も迷ったのだけれど、家族として接してくれる、イルベリーさんたちに隠し事はしたくないし、理解してほしい」


「大丈夫よ、話して」


 リュウジは頷くと話始まる


「そう、事情に詳しい理由は、誓約すると知識とか経験とかそう言う記憶まで共有するらしい、少しずつ、少しずつだけど、今も白蓮の記憶が流れ込んでくる。

 まるで自分で体験したことの様に、どちらの記憶かって言うのは判別できるのだけれど、判別する必要性が感じられない位に自分の記憶として感じられるのだ」


「すごいのね、と言う事は白蓮ちゃんにも」


「その通り、俺の記憶が流れ込んでいる。

 完全に共有するまで数日掛るらしいけど。

 そして、誓約したことによって寿命が延びた、俺はこの後、彼女と一緒に三百年近くは生きるらしい。

 緑子を探し当てても数十年後にはみおくる事になりそうだ。

 尤も森で白蓮に救けられなければ緑子を探し当てる可能性すら無くなっていたんだろうけど。

 此処からは推測だけれど、この制約はドラゴナイトと同じだと思う、理屈は解らないけれど誓約と言う方法を持って互いの躰を多かれ少なかれ造り替えていると思うんだ。

 ドラゴンや彼女達の血の中には何かそう言う作用をもたらす何かが含まれているのだと思う。

 もしかすると俺、人間辞めたかも」


「大丈夫、しっかり人間よ、其処は間違えないわ。

 でも一寸羨ましいかも、三百年の寿命は魅力的ね、でも孤独になっちゃいそうな気もするわね」


 イルベリーは何とも言えない複雑な表情で、明るく答えた。


 静かではあるが、ギルもこの話題には爛々と眼を輝かせて耳を傾けていた。


「そうだな、其の時は、七代先までみんなの子孫を見守って居てやるよ」


「じゃあ家の子孫は安泰ね」


「任せろ」


「じゃあお願いするわ」


「ああ、其れと、皆にお願いが有るんだ、何とか白蓮達を救けてほしい。

 今彼女達の種族は絶滅しそうなんだ、もうこれ以上減ると最少存続可能個体数を割ってしまうだろう。

 もしかすると、既に割ってしまっているかもしれない位減っているんだ。

 具体的に何をしてほしいかと言うと、彼女達の宿主になる人間を探してほしい。

 後々出来たらお見合い斡旋所みたいな感じでシステムを造れれば最高かな」


「其れなら、協力できそうね、慎重に人選しましょう、最初が肝心だわ」


 リュウジも頷く。


「そうね、決まった処で今日は休みましょう、みんな疲れているでしょ、そうね里ちゃんの寝床も造らないとね、」


 その日、里はリュウジの部屋のテーブルの上で、ギルが作ったカランガの殻のベッドで眠った。


 産まれて始めて寝るベッドは快適だったらしく、里はそのベッドを入たく気に入りギルに感謝していた。



◇◆◇◆◇



一夜明け、イルベリーとギルに家の中を案内された里は、魔素に溢れる森の深部を切り抜いたような、白と雪の部屋を見て狂喜した。


「此処は何なのでしょう」


 里はその森の様な部屋に置かれた休息用の丸い木製のテーブルの上に降りると、赤い瞳を輝かせてイルベリーを見上げる。


「そうね、此処は白と雪の部屋かな」


「素敵な部屋ですね、まるで森の中のみたいです」


「気に入ったの、里ちゃんもこの部屋がいいの、」


「良いんですか」


「ええ、多分大丈夫、白と雪に聞いてごらんなさい」


 イルベリーの言葉を聞くと里は直ぐに振り向いて、テーブルの上をうろうろしながら辺りを見回して白と雪を探している。


「待ってなさい、今二人とも、お茶を持って来るから」


 程なくシンプルな白いエプロンを付けた白と雪が、紅茶とクッキーを運んでくる。

 

 其れをテーブルに置くよりも早く、「白さん雪さんお願いします、私も一緒にこの部屋に住ませてください」と頼んでいた。


 二匹がコクコクと首を縦に振り、承諾を得られると、里は大喜びで枝から枝へと不格好に飛び回った。


「え、精霊ってあんな風に飛ぶの?」


「え・・・」


 何だかバタバタとせわしない、鶏やアヒルの様な不格好な飛び方に、イルベリーもギルも思わず視線が釘付けになってしまう。


「後でリュウジに聞いてみましょう」


「そうだね」



◇◆◇◆◇



 リュウジが眼を開けると里が、リュウジの胸の上から覗き込んでいる。


「おはよう」


「おはようございます、兄様」


 互いの記憶を其のまま自分の記憶の様に共有すると言う事は、リュウジジには考えも及ばなかった事が、色々と起きて来る。


 目が覚めると本当の妹の様に認識していたり、里が生まれた時からずっと一緒に居た様に感じるのだ。


 勿論そんなことが無いのは、しっかりと理解できているのだが、感情とは別問題だった。


 里から見て自分が義理の兄以上存在になる事も認識出来る。


「姉さま、まだ出られませんか」


 里の呼びかけに、リュウジの中から返事が伝わって来る。


「明日には出られるってさ」


「本当ですか、良かった」



◇◆◇◆◇



 完全に記憶の共有が終わると幾つか残念な事も解った。


 白蓮の調べにより、やはりリュウジは躰の構造的に魔素を皮膚等から外に出せない事が判り、普通に魔法を使えない事が確定した。


 本来であれば、お互いの使える魔法が使える様になるのだが、リュウジと白蓮の場合、魔法のレパートリーが増える事はなかった。


 能力的には、リュウジも誓約後白蓮のメインの視力となるエコーロケーションを行使できるようになり、自分を中心に三百六十度、音の届く範囲であれば不可視の部分まで認識出来るようになった。


 普通であればこんな視界は多分脳の処理が追い付かず、歩く事すらままならないのだろうが、使い方の感覚まで共有して居るので、昔から自分の眼がそうであったように使える。

 

 それどころか、自然と視界が脳内のイメージで補正され、リュウジ達の認識するエコーロケーションの視界はフルカラーだ。


 言うなればエコービジョンと言った処だろう。


 そしてお互いの成さんとする目的への思いも共有する事となる。


 リュウジの緑子への思いが白蓮に流れ込み、白蓮の種族への使命と責任がリュウジへと流れ込む。


 リュウジの緑子に対する熱い思いと、手掛かりも無いまま日々過ぎてゆく焦り。焦りながらもリュウジにとって非常に緩慢な進捗でしか進まない此の情報収集を今できる最良の策として受け入れ、今すぐにでも当ても無く緑子を探しに飛び出したい心を押さえこんでいるのが自分の気持ちの様に白蓮には思えるのだ。


 魔境の奥深くの巨大な樹の樹冠に広がる白い精霊の村。


 他に方法が見つからず、仕方なく悍ましい魔境の獣を宿主とする仲間達。

 

 村の運命を託され再度人との誓約を求め村を後にする白蓮達、もう何百人と送り出されたが、人を連れて戻った者は居ない。


 それでも自分こそはと、仲間達に見送られて故郷を離れ、思わず振り返れば今まで見た事も無い位遥か彼方に小さくなった村が見える。


 必ず人間と共に戻る事を自分に誓い、人間の村を目指す白蓮の気持ちがリュウジにも自分の気持ちの様に思える。


 お互いに後回しには等出来ない事が、即座に理解できる。


 この問題を並列処理する為に二人は一つの解決策を見出した。

 

 いや、其の方法しか見出せなかった。


 その解決方法とは、単純だが白蓮と同じ思いを持つ里に良い相手を見つけて、その二人に白精霊の里の問題は任せると言うものだった。


 勿論リュウジ達も緑子の手掛かりが出て来るまではミュラにて、一緒に行動する心算では有るが。


 そして思いもしなかった記憶が白蓮に流れ込んでくる。


 輝く摩天楼の立ち並ぶ異世界の記憶。


 その下には此の世界では有得ない様な人混みが有り、色とりどりの服を着て闊歩する人々、その中を友人と楽しそうに歩くリュウジ。


 黒い一枚岩で何処までも続く舗装された道。


 そこを行く自動車と言う機械、右に左に信じられない様な速度流れる景色を見ながら、楽しそうにその乗り物を操るリュウジ。


 何百人も人を乗せて空を飛ぶ機械、そんな物に乗り込み楽しそうに、遥か上空から地上を見下ろすリュウジ


 信じられない位精巧に造られた家、蛇口を捻れば水が流れ出す水道、闇を昼間の様に照らし出す照明、信じられない品揃えの巨大な商店、そんな中で暮らすリュウジ。


 ほぼ全ての国民が教育を受け、飢える事無く生きて行ける。


 魔法こそないが、それ以上に発展し、魔法を凌駕する科学、其の世界で科学を修め生業とする父の元で育ったリュウジの記憶。


 其れがすべて自分で白蓮が体験したかのように流れ込んできたのだ。


 此の世界ではけして味わう事の出来ない体験、充実した日々を送り明日の心配も無く暖かいベッドで眠りに付き、希望に満ちた朝を迎えられる。


 まるで理想の世界をそのまま絵に描いた様な世界。


 そして、そんな世界で出会い、同じ学校に通い恋をして他愛も無い言葉を交わし、仲睦まじく同じ時間を過ごし育まれた緑子との記憶。


 白蓮にとってリュウジの記憶は眩い光を放つ珠玉の記憶だった。


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