あ、くまだ
ここからは「あ、くまだ」のネタバレを含む可能性があります。
ネタバレを好まない方はぜひ、本編を読んでからいらしてください。
タイトル遊び作品第四弾です。
「あ、くまだ」。この作品はなろう公式企画「夏ホラー2015」に出した「あ、くまだ(始)」の連作です。しかしジャンルはコメディという不思議な代物。
もう薄々この言葉遊びの答えを勘づいている方もいらっしゃるかと思いますが、まずはあらすじをば。
友だちと一緒に入った手芸調理部に伝わる怪談になぞらえ、ある儀式を行い、まかり間違って悪魔の召喚に成功してしまったんですが、どうしたらいいでしょうか。
一言まとめになりました。
女の子が主人公の作品です。九JACK作品では珍しく。
一人称小説というのは何気なく書いていますが、この作品の主人公のくまちゃん(本名のフルネームは未だ不明。下の名前は白詰草と書いて"みつば"と読む親のセンス)は、高校に入るまでぼっちライフの謳歌を余儀なくしていた可哀想な子なので、周りに対する気遣いが半端じゃないんです。そのため、友だちに対しても丁寧語です。
そんなわけで、地の文も丁寧語で書くのですが、これは普段から丁寧語を使い慣れていないとなかなか難しいんです。自然な文体で書くのが。
と、私の個人的な苦労話はさておき。
「あ、くまだ」の言葉遊びは、駄洒落です。
くまと悪魔をかけた駄洒落。
もうオヤジギャグレベルですね……(寒)