表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

キリトリと誤解

翌日家に警察が来た。

予想は着くどうせ昨日の事だろう、

ここで断っても後々めんどそうだ、

「すみません僕何かしました?」

「いいえただの調査ですよ、巻き込んでしまってすみませんね。」

「いえいえ、こちらこそご苦労さまです。」

「昨日この辺で、殺人事件があったらしくてですね。」

やっぱり昨日の調査に来たらしい、

…まぁ近所だったしな、と言うか徒歩圏内、ちょっとした散歩で行けるぐらいだ、「ほんとですか?怖いですね。」

喋ってない方は何をしているのだろう、

メモ帳を取り出し何かをメモってるように見えるが、僕はまだ何も言ってない、ちょっとした世間話をしていただけだ。

それなのに急にその場の雰囲気が変わった、

さっきまでのほほんとした雑談、ちょっとした世間話

そんな雰囲気だったのに、急に引き締まった、と言うより威圧されてる気がした。

なにか余計なことを言っただろうか、

「あなたは昨日現場付近にいましたよねこの撮影された動画に写ってるんですよ」

そう言うと警察は後ろのメモ警察が

タブレットを取り出し近くにあった監視カメラの映像を見せてきた。

何でこんな余計な噓を吐いたのだろうか、別に知らないふりをする必要は僕にはなかったはずだ。

「はい、散歩してたら目の前で殺されてました。」

「ではなぜ先程は、知らなかったフリをしたんでしょうか?」

めんどくせぇからだよ、いちいち突っかかんな、てか早く帰れ、冷静に…それだけ意識する、怒りで恐怖を抑えるようにして、落ちついて、あったことだけを話す。

それだけを考える、それだけの為にキレて、冷静さを保とうとする(?)

これ以上余計な事を言わない様に、怒れ、怒れ、怒れ、これは恐怖ではない、僕は怒っているんだ、民衆嗤っただけ、何もしてない、それなのに疑われているその現状に。

「すいません、あんま思い出したくないんですよ、怖いですしあんま楽しいことでもないでしょう。」嘘をついた、僕はあの場にいたとき楽しんでいた、人の哀れさを見下していた、嘲笑っていた。

「では、何故この動画では笑っているのでしょうか?」

そう言うとまた別の動画を見せてきた。

その動画は"殺人現場に笑ってる人いたw"と言うタイトルの知らない誰かの投稿した短い動画だ、意外とバズっている。

誰か知らないが、この人を恨む事にした。肖像権とか尤もらしい理由を作って冷静さを保つための出汁にした。

バズってんなよ、嗤ってる人沢山いたwじゃねんだよ嗤ってる人を嗤ってんなよ、サイコ集団が、笑いそうになるのを必死に抑えるために、冷静になるために怒る、もう下手に言い訳しても余計疑われるだけだろう、と言うかそもそも言い訳をする必要がなかった。何をしてんだよ僕は、冷静に嘘を吐かずに話そう、そう思っていた、

「笑ってますよね?感情のこもってないような笑い声、あなたの声ですよね?」笑いながら煽ってきた、普段ならそこまでキレなかったと思うが、さっきまで怒ろうとしていた事もあり、キレて恐怖とのバランスを保ち冷静でいようとした結果、警察の一言で天秤は傾いてしまった。

「ほっといて下さい、その笑い方は元々ですよ!!」怒った、綺麗に逆ギレした。

「と言うかそんなに声でかくないですよね、なんですか人の笑い声に文句垂れて、少し笑ってるだけで犯人扱いですか?いいゴミ(ぶん)ですね、そもそも、嘲笑ってるの僕だけじゃないですよね?動画撮影するのはいいんですか?えらく流行ってますね、面白いと思う人が多いのかなぁ〜?そもそも僕は通りかかっただけです。その他は何も知りませんよ。」言い切った、そう思う、謎の達成感を噛み締める。

「それじゃあ僕はこれで、」そう言って僕はドアを閉めようとしたが、引き止められた、

そりゃそうだ今ので余計疑われた気がする。

「まだ何か?閉めますよ、」刺激しすぎるのは良くないと思ったのだろうか、

メモ察が「ご協力ありがとうございました。」と言って

無理やり話を終わらせてきた。

僕は部屋に戻った。凄く怖かった、

もちろん僕が支持した訳でも無いし、

僕がやった訳でもないが、恐怖はあった、

よくよく考えると変な事しか言ってない、ししていないそもそもキレて冷静になるって何?最終的に逆ギレ?我ながらキレイな逆切れだったと思う。

「やらかしたー」達成感とともにそんな独り言を言う、

しばらくして落ち着いてきたので、朝ごはんを食べる事にした。

目玉焼きと白ご飯、おまけ程度の味噌汁これを食べたら、

いよいよいつも通りの代わり映えのない日常が始まる、

着替えて学校に行く、焦らなくていい、

どうせ遅刻だ。

おそらく1時間目には間に合うだろ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ