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処刑された7歳の俺、天使と悪魔の混血だったので全属性が目覚めました 〜禁忌の子は魔の森で世界に選ばれる〜  作者: ぴすまる
第三章:森の外・彷徨編

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第52話

 朝は、少し寒い。

 夜の名残が、通りに残る。

 空は明るい。

 地面は、冷たい。


 目を覚ます。

 体を起こす。

 背中が、少し痛む。


 外の音。

 足音。

 荷を下ろす音。


 立ち上がる。

 服を直す。

 外に出る。


 金属。

 木。

 湿った土。

 少しだけ、食べ物。


 壁際。

 道具のそば。


 ルガ。

 目が合う。

 逸れる。


 何も、ない。


 荷車。

 大人が二人。

 こちらは、見ない。


 箱が動く。

 重そうなもの。

 声は、かからない。


 足は、動かない。


 通りの向こう。

 子どもの声。

 笑い。

 走る音。


 二人。

 荷の間。


「おい、危ないぞ」


 止まらない。


 一歩。

 止まる。

 足が、宙。


 できる。

 しない。


 体が、止まる。


 大人が追いつく。

 捕まえる。


 何も、起きない。


 壁際に戻る。


 昼。

 匂い。

 腹が鳴る。


 硬いパン。

 残り。


 齧る。

 粉。

 飲み込む。


 時間。


 水桶。

 使わない。


 午後。

 声は、ない。


 立つ時間。


 門。

 セイン。

 見ている。

 見ていない。


 動かない。


 夕方。

 影。


 ルガ。

 通る。

 口が、閉じる。


 何も、ない。


 日が沈む。

 音が落ちる。


 立つ。


 今日も、ここ。

 居場所は、増えない。

 減らない。

 明日は、声がかかるかもしれない。

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