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処刑された7歳の俺、天使と悪魔の混血だったので全属性が目覚めました 〜禁忌の子は魔の森で世界に選ばれる〜  作者: ぴすまる
第二章:魔の森・修練編

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幕章

 少年は、森を出た。


 振り返らなければ、

 それで終わる程度の出来事。


 足が土を離れ、

 空気の匂いが変わり、

 背後にあったものが、


 ただの「背後」になる。


 その変化は小さい。

 だが、

 三つの世界には、

 それぞれ違う形で届いた。


 天は、揺れを数えた。

 記録に残すほどの異常ではない。

 見逃すこともできた。


 それでも、視線は一度止まる。


 地は、気づく。

 失われたものではない。

 外に出たものがある。


 回収の要否は、

 まだ、棚に置かれたまま。


 底は、笑った。

 声はない。

 理由もない。


 待っていたものが,

 動いた。

 それだけを受け取る。


 名は、まだ呼ばれていない。

 意味も、与えられていない。


 それでも、

 線は引かれ,

 境は越えられた。


 戻れないわけではない。

 戻らない選択肢が,

 ひとつ増えただけだ。


 世界は,

 すぐには変わらない。


 止まったままでも,

 いられない。


 少年の知らない場所で,

 世界は,

 静かに動き始めている。

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