表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長編版】公爵閣下のご息女は、華麗に変身する  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/87

お土産を用意する

ニノンはガエルのアドバイスの元、オルゴール、人形やぬいぐるみ、たくさんの宝石の入った宝石箱を用意することにして、ハッと気がつく。


女帝陛下と聖王猊下から、褒美を与えると言われて「とりあえず今は保留で、欲しいものが決まったらおねだり」ということになったのだ。


ニノンは女帝陛下と聖王猊下に、褒美として欲しいものは妖精王様や妖精達のために貢ぐオルゴール、人形やぬいぐるみ、たくさんの宝石の入った宝石箱だと手紙を書いた。そしてその手紙をファルマン経由で女帝陛下と聖王猊下に渡す。


「さすがに全部は欲張りすぎたかな…」


「なんで?褒美なんだから欲張っていいじゃない」


ニノンの呟きを聞いたユベールがそう言えば、ニノンは首をかしげる。


「そうかな?」


「そうだよ」


「そもそも妖精王様や聖域の妖精達のための貢物なんだから、教会や王家にとっても悪い話じゃないだろ」


オノレがそう言えば、サラも頷いた。


「はい、少なくとも王家にとっては名誉なことです」


「そっかぁ。じゃあよかったです」


ニノンはにっこりと笑った。















後日、ニノンの元に綺麗にラッピングされたオルゴール、人形やぬいぐるみ、たくさんの宝石の入った宝石箱が届いた。ニノンは傷が付かないよう大切に保管する。


「早く妖精王様や妖精さん達に届けたいな」


その後割とすぐに、ニノンを貸してくれという神託が中央教会に下った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ