表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

今日

 

 毎朝、出勤のために自律神経がエネルギーを準備するが、

 

 不安定なためだろう、余分な熱で脳が少しずつ融かされていく気がする。

 




 休憩。




 会社の裏手の道で、

 

 遠くの山々が、蒼く霞がかっていた。



 小雨で湿っていく砂地が硬い。


 

 弱くなった陽射しの中で吹く風に、なぜか


 「美しい」という感覚をおぼえた。


 

 ぐうぜん往来のなかったその場を背に、


 食堂へと向かう。


 あわただしさから逃避するため、


 脳内に風景を居座らせた。



 食堂に客はなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ