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生まれ変わったその先に…  作者: 春麗華雪
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出会いと再会

シェリーが、透へのイメージ崩壊で固まっている時に、話は続いていた。

「透、奥方は元気か?」


「ん?うちの奥さん?元気、元気!!何?うちの奥さんに手出すつもり?

いくら明彦でも許さないよ?」


「お前じゃあるまいし、そんなことするか。一般的な会話だ」


「失礼な!!それじゃ、いつも僕が浮気してるみたいじゃないか!!

浮気なんて、僕がするわけ無いよ!」


「(ジー)じゃあ、何でジュリアに透が最近、香水の匂いがするって

君の奥方から相談があるのかな?事と次第よっては、君こそ許されないよ?」


シェリーぐらいの男の子と女の子が透の背後から現れだ

「…タバコ」

女の子の方がぽつりと呟いた


「ん?」


男の子が説明し始めた

「父さん、母さんにタバコやめる宣言したのに、最近、またタバコ吸い始めたから

香水でごまかしてる」

明彦は、唖然として固まっている


「紫苑!朱里!」

透が振り返り子供達を抱きしめている。


「シオン?」

シェリーは、透のイメージ崩壊から立ち直ったものの新たな衝撃で、またもや固まる

(元の自分と同じ名前の男の子って…何か、衝撃。

シオンだった頃の自分が人間になったらこんな感じなのかな…)

※シェリーはシオンの生まれ変わりでも、記憶があっても、女の子であるがため、

二重の衝撃を受けている。


「シェリー」

今の自分の名前を呼ばれる、紫苑と呼ばれた男の子に。


「何で」

自己紹介もしてないのに…透だって、自分に名前を確認してきたのに、

確信してるように呼ぶのか、わからなかった。


(まさか、シェリル?)

そう思うと、体温が上昇しているのが感じる。


「シオンだろ?」


「!!」


間違えない、シェリルだ。まさか異性である様に祈ったのが、性別逆転になってたなんて、

思わなかった。


「ねぇ、この子が運命の人?」

朱里と呼ばれていた女の子が、紫苑に尋ねる。


「うん、ようやく会えた」

紫苑は、見た者が蕩けそうな笑顔で言った。

あんまりシェリーが、喋ってませんが一応ヒロインです。

そして、ヒーロー登場。

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