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立ち姿

作者: 檸檬
掲載日:2025/12/07

【短歌十首】


持って行き場のない想いが満月の眼差しとなって満ち溢れて



蕾となりてきみの陽光をミクロに集めては胸に畳んで



日暮れが描く冬の影は柿色を潤ませた懐かしき祖母と



記憶の糸を辿っていくつかの面影を引き受け唄う心体




耳穴に入ってゆく言葉の根が伸びるライオンヘアーの草原



言葉が届く内側から風の舞踊の土器の心音が膨らんで



水果てよ日輪に解け雲になってゆっくりとゆっくりと消えゆく空



川の流音を待っていてそっと重ねる風の指先弦を弾いて



楽屋に控えた音たちの無に帰する遊びを永遠に還るよに



憧れたのはあなたの立ち姿ホントの夢を聞かせていつまでも



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― 新着の感想 ―
全部好きなのですが、特に好きなのは 日暮れが描く冬の影は柿色を潤ませた懐かしき祖母と です。おじいちゃんの家でよく食べた干し柿を思い出しました。素敵な短歌をありがとうございます。
とても沁みる素敵な短歌を、本当に有難うございました。 特に水果てよ〜の歌が響きました、水が蒸発して雲となって空へ。 一連の流れに自然の摂理を強く感じられて、特に今の時期は寒気で上空の気流が早い日もあっ…
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