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エピローグ ノルトマルク次期辺境伯夫人の思い出②

 オズヴァルトと結婚し、ノルトマルク次期辺境伯夫人となったマルグリット。

 湖畔で撮った四人の写真を見て懐かしげに微笑む。

 その隣でオズヴァルトは優しくアメジストの目を細めた。

「マルグリット、ランツベルク次期辺境伯夫人……君の妹君にまた手紙を出して会ってみたらどうだ?」

「そうね。ティアナも無事に出産を終えたみたいだし、少し落ち着いた頃よね。ティアナの子供、絶対に可愛いわ。ユリウスの血を引いているのはいただけないけれど」

 そう言いながら、マルグリットはユリウスと結婚したティアナに手紙を書き始めた。


 ティアナが大好きなマルグリット。結婚後もティアナに並々ならぬ想いを寄せるユリウス。この二人はティアナを巡って舌戦を繰り広げる。そんな二人に挟まれたティアナは困ったように微笑み、マルグリットとユリウスを宥める。そしてオズヴァルトはそんな三人を見守るスタンス。

 この関係性は生涯にわたり続くのであった。

読んでくださりありがとうございます!

これにて完結です!

少しでも「面白い!」と思った方は、是非ブックマークと高評価をしていただけたら嬉しいです!

皆様の応援が励みになります!

最後までお付き合いありがとうございました!

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ユリウスの両親エマとパトリックの物語はこちら→ 好かれる努力をしない奴が選ばれるわけがない こちらはユリウスの妹ローザリンデが登場!(ユリウスも登場してます!)→ つかぬことをお伺いいたしますが、私はお飾りの妻ですよね? シリーズ全体はこちらから→ 小さくて大きな恋物語シリーズ
― 新着の感想 ―
[一言] マルグリットさん、蓮さんのお話の中でも珍しい感じのヒロインさんで、とても新鮮でした! しっかりしたお姉さんな所もふわっとした女の子な所もあって、お話が進むにつれていろんな面が見られて楽しかっ…
[良い点] 完結、おめでとうございます! マルグリットもユリウスも、一番大事な存在のためなら、いい意味で手段を選ばないところが、とても好ましく思えました。 どうしても維持や感情論で動いてしまうことが…
[良い点] 両親と兄がティアナを虐げていたのには、そんな理由が!? マルグリットがいてくれて、本当に良かったです! 最後まで変わらない4人の関係が伺える、素敵なエピローグでした♪
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