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第3話 クラスメイトと一悶着

授業後の業間


普通、授業中に私語でお叱りを受けたとしても大した話題にはならないだろう。せいぜい友人間であの程度別にいいだろとか、お前何やってんだよーとかの愚痴だったり茶化しだったりとすぐに流される程度の話だ。


ただ今回は少し訳がちがう。

相手はクラス1の美少女で謎の多き高嶺の花として有名な北条奏だ。


僕も僕で理解できないもののよく周りに見られていて、有名とまでは言わなくてもそれなりに認知されている。


その2人が授業中に話していたとなると学校生活では大きな話題となり得る。


授業終了の掛け声と共に結構なクラスメイトが男女問わず押しかけてくる。これは主に関わりやすいか否かの問題がある為ほとんどが僕に集まってくる形となる。


開口1番に質問してきたのはクラスの明るい女子グループのリーダー格の子


「ちょっと赤羽!あんた北条と授業中何話してた訳?」


僕としてはこういう気の強そうな人は男女関係なく苦手なので少し怯えながらも


「た、大したことは無いよ、教科書を忘れちゃったみたいだから見せてたってだけで」

「それだけだったら先生に注意されるなんて事ないでしょーが」


何故そんなに問い詰めるんだろうと思っていたら他の子からも興味の色が濃い質問が飛んでくる。


「赤羽くんと北条さんって仲良かったの?今まで話してる所見たことなかったけど」

「だから教科書忘れてたから見せてただけなんだってば」


正直ものすごく居心地が悪い。こうも質問攻めにされるとは思ってなかった分僕の精神がゴリゴリと音を立てて削られている気がする。


ふと北条さんの方を見ると、僕に聞いてもらっても埒が明かないと判断したのか数人の女子に僕と同じように質問攻めの餌食になっているようだった。


やっぱりこういう類の質問は恥ずかしいのか顔色がどんどん羞恥の色に染まっていく。


こんな状況だと言うのに顔を赤らめている北条を僕はすごく可愛いと思ってしまい、それを意識した結果、僕自身の顔もほんのり熱くなるのを感じた。


なんだかんだ言っても所詮は業間だ。休憩できる時間は10分でこの高校では3分前には席につき、2分前に黙想をするという伝統があるらしく3分前に予鈴の鐘がなる。


「予鈴なったからみんな席についてー」


次の授業の先生がそう声をかけると皆渋々といった空気を出しながらも席に着いていく。


「今日は抜き打ちで数学の小テストするからねー」


と先生が言うと全員批難の声を上げつつも黙想を始める。今日は本来なら睡魔を刺激され忌々しいとすら感じる黙想が凄くありがたみのある行動のように思えて今までにないほど集中して黙想した。




時は変わって昼休み。


流石に毎回業間にクラスメイトが詰めてくるという訳でもなく、疲れる程の質問攻めは最初の業間以降は無くなっていた。


質問されなかったことにほっとしながらも拓斗の席の方に振り返り机の上に弁当を広げる。


「優人の弁当毎回色とりどりで可愛い弁当してるよな、決して他意はないぞ?」

「わかってるよ、けどお弁当でちゃんと栄養とるためには色んなものを詰めないとだろ?拓斗こそ毎回菓子パンに惣菜パンは体に悪いよ」

「俺は弁当用意するくらいなら1秒でも長く寝るし母さんも朝弱いから作って来れねーんだよ」


そんな他愛のない話をしながら昼ごはんを食べ進めていると拓斗のスマホがピカッと光る。

どうやら拓斗の彼女の穂花からメッセージが来たようだった。


「穂花から写真まだー?って言われたんだけど」

「絶対に着ないからって断って」

「俺は穂花に対して断るという行動が取れない呪いにかかっててだな」

「あんまり粘るようだと僕怒るよ?」


流石に今日あれだけ言ったこともありお互い冗談で会話していたのだが、スマホの通知がまた来た。

そうするとどんなメッセージが来たのか拓斗の目の色が変わる。




「なあ優人、お前温泉旅行とか行きたくね?」

なろうの仕様をちゃんと理解できてないのでおそらく非効率的な書き方になっていると思います笑


仕事の休憩の合間に少しづつ書いているということもあり少々、いやかなり頭がまとまってないですがどうぞこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m


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