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トントンと扉をノックする

響く音だけが

扉の向こうの空間の存在を教えてくれる


向こう側はどうなっているのだろう

小さな部屋があるのだろうか

車がすれ違っているのだろうか

それとも、深い闇が広がっているのだろうか


答えを求めてノックをする

相も変わらず

扉の向こうの君は何も言わない


向こう側の君はどうしているのだろう

怒りの炎が燻っているのだろうか

声を押し殺して泣いているのだろうか

それとも、能面のようにしているのだろうか



頼りたくても 頼れない

すがりたくても すがれない

そういう人間なのだ


幾度太陽が昇り沈もうとも

例え世界が滅びようとも

僕と君は変わらない 変われない



先に一歩を踏み出してしまうのは

どちらなのだろうか

ここに置いていかれてしまうのは

僕なのか 君なのか


ありえない未来に

あってほしくない未来に

僕は恐れをなして震えている



ただ扉をノックする

静寂が 空白が 騒がしい心音が

僕の恐怖を煽る


物音一つでいい

ため息でもいい

君が向こう側に居ることを教えてほしい



ノックするのは僕の存在証明


ねぇ僕はここにいるよ


ねぇ君はどこにいるの


君の存在証明が欲しい


僕が独りでない証明を

君が孤独でない証明を



どうか、僕に教えて










以前から、読んでくださっている皆さんに感謝を。

今回から、読んでくださった皆さんに感謝を。


アキトです。

金曜日はテンションが上がるから書きやすい、と再認識させられました。


で 、今回の詩は

「独りぼっちの存在証明」

かな?うまい表現が見つからない。


私はこう解釈した!みたいなのがあったら、教えてほしいです。それが一番正解に近い解釈かもしれませんしwww



最後に、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。



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