プロローグ
4月6日スタートします
みなさんこんにちは、g.j.jijoこと沼里泰行です。
いよいよ4月の第1週日曜日から新展開の『コンピテンス2』がスタートします。
主人公の桐原大介は高校生活の初日から、たまたま隣に居合わせた魅力的な女の子のユキチこと福沢夕子に翻弄されてしまいます。入学早々バンド活動に心血を注ぐ破目になり、波乱に満ちた高校生活をはじめます。
『コンピテンス2』のテーマは〝夢をもった人間はどう生きるべきか〟というものです。夢を持てば人間は必ずそれに向かって努力します。しかし、夢というものは人生を賭けてトライするものであり、1回や2回の失敗は大したことではありません。つまり人間は何度でもチャレンジする特権がある、と私は考えます。
例えばプロ野球選手を夢見て毎日練習に励んでアメリカの大リーグまで到達した人間と、同じくプロ野球選手を夢見て努力した結果、能力の限界を悟り俳優に転向して名声を得た人間では、努力の質の違いこそあれ、どちらも大願成就なのです。だから夢はたくさんあった方がいい。あなたはいくつ夢がありますか?
私の場合、高校時代はミュージシャンになることが夢でした。
毎日何時間もギターを弾いてはメロディーを口遊みながら歌詞を綴っていました。
だけど神様はそんな私に微笑んではくれませんでした。声量はないし、声質もパッとしません。
おまけに私よりうまくギターを弾く人なんて星の数ほどいました。
そして歌詞を掘りさげていくうちに言葉の語感やニュアンスの大切さに気づきはじめます。
詩から文学の世界へと関心は移っていきます。
このとき私は自分に問いかけました。
音楽と文学のどちらを選ぶべきか、と。
そして悩んだあげく文学を選び。
努力をして小さな音楽業界誌の出版社に就職します。
そして私のずるいところは音楽家と呼ばれる人たちの仕事を評価することを仕事にしたことです。
つまり音楽の才能がないと思った人間が才能のある人たちを評価しているのです。
おかしいと思いませんか?だけど私的に本当に勉強になりました。
音楽を外から見るのと同時に中からも見ているのです。
こんな天職はありませんでした。
だけど裏を返せば私には音楽と文学しかないことに気づくのです。。
しかし、小説を書く段になると自分には不足している知識がたくさん見つかってしまうのです。
相談なのですが、皆さんがこれまで観た映画の中で一番好きな、あるいは泣けた、またメチャメチャ感動した作品があったら教えて欲しいのです。
正直いって私はほとんど映画館で映画を観た経験がありません。
映画の歴史の本は読んでいるのですが、映画の良さはやはり言葉の説明では実感がつかめません。
良かったら今までに見て感動した映画を私に教えてください。よろしくお願いします。
g.j.jijo 沼里泰行