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結婚!?

「零様」

「どうした?」

レイアが顔を赤くしてこっちに来た。

「お願いがあるんだけど」

やばい。

上目遣いで言ってくるって事は結構無茶な事言われる気がする。

「何だ?」

「聞いてくれる?」

「内容による」

「あのね、ゲームの中だからね、私とね、け、結婚してくれない?」


ん?聞き間違えたか?

今結婚って言ったような。

「結婚ってあの結婚か?」

「ダメ?」

更に顔を赤くしていた。

「ゲームの中だしいいにはいいんだけどな。カイトが何て言うかだな」

「零様が良いならいいのです」

「分かったよ。結婚するか」


今現在ゲーム内で結婚しているのは1万組近くいる。

すなわち2万人が結婚しているのだ。

結婚していてもおかしくはない。

しかし結婚していて城に住むとなるとそれこそ王族気分になりそうだ。


「結婚式は何処で挙げますか?」

「もちろん街に建てた教会だろ」

「何か恥ずかしくなってきました」

「確かに恥ずかしいな。お前まだ中2だしな」

中2で結婚が出来るって良いのか悪いのか分からん。

本人が言って来たのだし良いのだろう。


今思ったら何で教会なんか建てたんだろう。

役に立ったからよしとしよう。

神官って職業いるのかな。

説明であった公共の場所はNPCを出せるって奴かな。

試してみるか。


メニューから建物設定で、あった。

NPCに設定した。

その瞬間人が現れた。

これがそうか。

なら銀行やギルドの受付などもできるって事だよな。


神官に話しかけた。

「どういったご用件でしょうか?」

メニューが出た。

結婚を選択。

「この方と結婚するのですね?」

はいを押した。

「ここに結婚を認めます」


「何かあっけなかったな」

「そうですね」

「もう少し何かあると思ったのに」

「ではキスでもしますか?」

「いいよ」

「ん!」

レイアはするとは思っていなかった様だ。


誰もゲームをクリアすることなくずっと続いていた。

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