表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私がわたしであるために

作者: 菜の花
掲載日:2025/11/17

 私がわたしであるために

 私は君を馬鹿にするだろう

 自分の価値を疑いたくないから

 君を嘲笑うことで

 私はわたしを認められる

 それってなんだか馬鹿みたい


 私がわたしであるために

 私は君を貶めるだろう

 自分の存在を認めてほしいから

 君を嘲笑うことで

 私はわたしを肯定できる

 それってやっぱり馬鹿みたい?


 私がわたしでありたいがために

 私は君を殺すだろう

 自分のことを愛していたいから

 君を突き放すことで

 私はわたしを愛してやれる

 それってさっぱりわかんない


 私がわたしであるために

 私がわたしでありたいがために

 君のことを落とさなきゃいけない

 わたしを認めるにはどうしてか

 君を下げるしかないみたい


 それは君が凄いから?

 それとも君が強いから?

 ううん

 きっとそれだけじゃない

 わたしが弱いから

 私の後ろに隠れてばかりで

 わたしは出てこないから


 私がわたしであるために

 私はわたしを知らなければいけない

 わたしを認めるのが怖い

 わたしの価値を見たくない

 最低なわたしを

 脆弱なわたしを

 この目で見るのは怖いから


 ううん

 でもだからって

 君を馬鹿にしたらいけない

 君を殺してはいけない

 私はわたしを変えなきゃ

 変えるためには認めなきゃ


 最低で脆弱なわたしを

 ごめんなさいじゃ許されないわたしを

 私だけは認めてあげて

 これからは頑張って褒めてあげなきゃ


 私がわたしであるために

 私は間違いを繰り返すだろう

 私がわたしであるために

 私はまた過ちを犯すだろう


 それでも私はまた立ち上がって

 わたしを認めて歩くんだ

 わたしと共に生きるんだ

ご覧いただきありがとうございました。


私がわたしであるために。


誰かに届きますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 人間の弱さをよく解っておられるようで。  ただ、できることなら相手を認めた上で乗り越えたいもの。その方が他人を貶めて自身を慰めるよりも、自身に誇りを持てますからね。  やはり人間関係はそんな風にお互…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ