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それぞれの話 2

ラーヒル・ベイルの物語


何年・・・ここにいたのだ・・・。

覚えとらんな・・・。

不老不死の王、ラインハルト・フォン・アルマインに苦言を申してから左遷、投獄・・・。

いつの間にか奴を殺すことだけを考えるようになっている。

不味い汁物を啜り生きている。私も限界かもしれん・・・。

そんな時に一人の男と出会った。

力のままに城を奪った。兵士や官僚、城代全てを牢に放り込んだ。ぎゅうぎゅう詰めになってるがしらん。

城を調べると悪事の様が大量に出てくる。

ラインハルト・フォン・アルマインが関与している悪事が・・・な。

急ぎ兵を揃えなければならぬな・・・。

人間を雇わずに兵士ができるなんと良い事か。兵士など感情なんぞ要らぬ。死を恐れず突撃できる兵は最強の兵である。


だから、私は王都からくる官僚を殺しまくった。

重い腰を上げて、不老の王ラインハルト・フォン・アルマインが出てくる。ドワーフから奪い取った、剣を片手に・・・。


攻城兵器を作るたびに魔法兵が燃やし、夜襲・朝駆けを駆使し戦況は有利である。

鋼の騎馬を乗る人形騎士は普通には死なないのだ!



・・・くそ・・・ラインハルト・フォン・アルマインが逃げた。

いつ逃げたんだ。近衛騎士も消えている。

次は逃がさぬ!



ベード・ランガの物語


ゴブリンに剣術教えるの楽しいわい!

何も知らぬが故にワシの技術と知識を全てを身にまとい、強くなっていく様が今まで感じたことのない喜びじゃ!


先日、騎士団が攻めてきたようじゃが、全滅したらしいのう。

仮にもワシの弟子だったのにのぉ・・・。


何々・・・。騎士団の装備分析して強くなると!

良い!がんばれ!



ん?リビングアーマー?

あぁ!古の剣術教えてもらっとる。

わしの師匠じゃ!



ラインハルト・フォン・アルマインの話


なぜ、200年前に最後のダンジョンを壊したのになんで今になってダンジョンが現れるんだよ!

美人の女ども性奴隷にして楽しんでんだよ!

日本で許されなかった事を楽しんで何が悪いんだ!

浄化の魔法教えなかったくそ野郎(師匠)を殺したのが間違いだったか?

王宮魔術師もクソみたいな魔法しか使えんかったし・・・。

あー!くそ・・。

アンデット特攻の聖魔法あってもおかしくねぇのに何で教会は使えねぇんだよ!

エルフどもを奴隷にして楽しむか・・・。



くそ!エルフの里に着かねぇじゃねぇか!こっちはユグドラシルの加護ついてんだぞ!

せっかく、生命力奪取して実までつけさせたのによぉ!

まぁいい、次はドワーフだ!


ドワーフの洞窟荒れてるな。人間は入れねぇってなんもしてねぇだろうが!

あれ、ドワーフ王じゃね?なんで貼り付けにされてんの?

近づこうとしたら、ドワーフに槍を向けられるし最悪だっての!

薄めたエールだけ飲まされてやがっていい身分だな!

まぁ、ドワーフどもに薄めたエール売ってるの俺だけどな!


王都戻ってきたら城一つが反乱だってよ!クソが!

カタパルトと破城槌は完成目前で燃やされた後、夜襲・・・。朝、寝ようとしたところに襲撃・・・。昼は魔法が飛んでくる。それが毎日だ!

やってられっか!俺は帰る。お前ら、この城落としとけよ!



・・・雑魚が!なんで城一個おとせねぇんだよ!クソが!!!!!

1万の兵がいたんだぞ!

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