6人目 剣術バカな剣術師範
スマホが震えたので今週の取り分です。
「今月の販売品は3個、回収できてないダンジョンと合わせ回収しておきました。マジックバックをご確認ください。」
新しいマジックバックを確認すると、銀貨20枚と黄金のリンゴ4個、酒瓶3本、何かの肉塊2個、剣一本・・・。
豪華になってるんだろうけど・・・、わかるように言ってほしい・・・。
というわけで、おなじみ商人ギルドに剣と肉塊を渡しに行きます。、鑑定してくれるでしょう。
七彩アヒル《ダック》の肉と断金の魔剣らしいです。
売れと高圧的に出られたので金貨2枚払って出ていきました。
あのクソ男をどうにかした
・・・なんか、ストーカーされてますね。どうせ高圧的なクソ男でしょう。
さっさと町から出て次の販売先探しましょう。
・・・。ストーカーがしつこかったので、全裸にして服を切ってロープ代わりにして束縛しておきました。
人も通りそうにない草原の中でですけど。
あることない事でちあげられたら困るので口も縛っておきましょう。
さてダンジョンコアの気の向くまま移動開始しましょう。
・・・さっきの街に逆戻り、商人ギルドではなく領主の館近くの家だ。
この家の爺さんと話をして草原に行くことになった。
500メートルほど離れたところでダンジョンコアをくれと言われたので渡した。
ゴブリンが大量にいる中、最初に呼び出されたリビングアーマーが異質である。
爺さんの悩みは簡単だった。騎士団の連中が弱い事をどうにかしたいだ。
この爺さん1年前まで剣術指南役だったらしく、騎士団に剣術を教えていたそうだ。
騎士団は不真面目で金さえあれば騎士団に入れるという状態だった。
教えるのがあほらしくなって辞めたらしい。
手暇になったから、ゴブリンでも何でもいいから剣術を叩き込みたいとなったらしい。
迎撃用の洞窟とゴブリンが3万匹いても住める集落に坑道と鍛冶施設が設置されている。
食料はどうするんだと爺さんに言ったら、牧場と畑を併設していた。
・・・大丈夫かなこの爺さん。
帰る時に草原にたまたまいた、全裸の男をゴブリンがタコ殴りにしていた。
かなり睨まれたがお前がストーカーしてきたんだろうが!