三人目は金欠酒飲み宰相
別の町について衛兵から話を聞くと、来た方向にある町のファグメの町近くに大量のアンデットが大量に沸いたらしい。
新米冒険者が戦っていて、すでにボーンゴーレムが数体いるという。ほかのアンデットと比べても強いって話だ。
悪役令嬢の名前知らねぇや・・・。
まぁ、頑張っているようだし頑張ってくれや・・・。
スマートフォンが振動してズボンのポケットから出てくる。
「今月の販売品は2個、哀愁の地下街・豊穣の森の二つのダンジョンから生成されたものをマジックバックに入れておきます。」
マジックバックを確認すると銀貨が6枚と金色のリンゴ一つが入っていた。
これはラッキー。
このリンゴ、しっかり甘いんだ。ほかの果実は酸っぱいか味が薄いかのどちらかだからこれを売れば資金になるだろうが、そんなものより自分の食生活だ。
今日ぐらいは宿で泊まるとするか・・・。
・・・寝心地は最悪だった。
ベットのシーツがいつ変えたレベルである・・・。
ということで、毛布4枚とテント、追加の食糧を買って町の外へ・・・。
ダンジョンコアを生成したら気の向くままに移動する。
・・・今度は山・・・。
登山靴が欲しい・・・。ふぅ・・・。あの洞窟に向かえばいいのか・・・。
アレ多分、ドワーフ。
140センチほどの樽体型・・・。手には身長以上の大斧・・・。
誰かがこれ求めてると話したら王宮のお偉いさんの前に連れてこられた。
求めていたの宰相だったようです。
酒が高い上にまずい。其れをどうにかしたい様です。
宰相家の地下に酒池と採掘場のついた山と池の複合タイプのダンジョンが・・・。
モンスターはゴーレムがメイン。ストーンゴーレムにアイアンゴーレム、ウッドゴーレムもいるようで・・・。
すぐさまドワーフ軍の数名を呼び寄せてダンジョン探索してます。
メイン武器は巨大なハンマー部隊がダンジョンに入っていく。
お前らゴーレム倒しに行ったんじゃないんかい!
泥酔状態になって帰ってきた。
あんな酒が飲み放題とか宰相家ヤバいですね。とか言ってやがる。
酒池の方はゴーレムいないらしい。
今日は宰相家で休むことになった。
最高の寝心地だった・・・。比較対象宿屋のベットだけどな!
・・・ドワーフ王からワシも欲しいと強請られたので、ダンジョンコア出したんですけど適性がないようですとしか言えなくなった。
そのままドワーフの洞窟から追い出された。
ダンジョンコアが導くままにまた移動してみよう。