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登場人物 ※ネタバレ有

いつもの登場人物まとめです。

語られない部分も有る為、ネタバレ有としています。

・アーマイゼ・フォン・ハーメル

 菊理の転生先の名。公爵家の長女。精霊の愛し子。現在十歳。

 家族と似ない容姿に髪と瞳の色が違う事から疎まれる。

 国王から『先祖返り。ハーメル家の娘』と公認されるが、扱いは変わらず。精霊の愛しい子である事が発覚してからは一方的に搾取される。

 ハーメル公爵夫妻の自称娘が現れた際に殺され、菊理の人格が目覚める。



・ハーメル公爵家

 夫妻嫡男共に金髪碧眼。髪と瞳の色が違う末娘を嫌悪する。

 精霊の愛しい子である事が判り、利用価値がある事から『家の為に働き蟻のように働かせればいい』と、末娘の名前を(アーマイゼ)にする。

 アーマイゼに対して一方的に搾取し、王からの諫言も無視し、家の信用は地の底に落ちかけていた。

 自称娘が現れた時には『王の判断は間違いだった』と喜ぶも、後に己の判断が間違いであると突き付けられ絶望する。

 アーマイゼを罵り倒し、躊躇いなく殺し、山中に遺体を遺棄した。

 国を傾けた大罪人として使用人に至るまで全員が裁かれ、魔物の生餌とされて死ぬ。

 最期までアーマイゼと自称娘を罵り続けた。



・精霊王

 アーマイゼが殺された事に気付いて、国どころか大陸そのものを滅びに向かわせた本人。

 菊理は気付いていないから教えない。菊理を精霊の世界に連れて行き保護した。なお、国には伝えなかった。

 大陸は精霊と共発展して来たが、近年精霊が見えない人間が増えた為、感謝の気持ちが薄れ始めた事を嘆いている。



・国王

 ハーメル公爵家が所属する国の王。

 公平公正な人物で慕われているが、二つの家の愚行のとばっちりを受ける。

 王家の人間は精霊王に救いを求める生贄として、王都の塀に磔にされ、魔物に喰い殺された。

 


・侯爵家

 ハーメル公爵家の政敵。

 精霊の愛しい子を手に入れて、王家との繋がりを求めた。

 ハーメル公爵家に娘として送り込んだ女子は当主が侍女に産ませた子供。髪と瞳の色が同じだったのでギャンブル感覚で送り込むも、ハーメル公爵家がアーマイゼを追放せずに殺した事で予定が狂う。

 庶子の暴露でハーメル家と同様の処罰を受け、同じ末路を辿った。

 送り込んだ庶子は『実の娘と名乗れば幸せになれる』と吹き込まれて育った。現実は甘くなく、最期まで罵られた。


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― 新着の感想 ―
[一言] 作劇上の都合と言われればそれまでだが、王も一通り理解してるんだからとっとと保護すればよかったものを 公爵家ともなれば王家でもおいそれと手出し出来ない、としても徹底的に調べれば不正の一つや二つ…
感想一覧
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