ルビ機能の小ネタ
小説本文でルビを振りたい文字列を選択した状態で
入力補助メニューの『ルビ』をクリックすると
入力フォームの『ルビを振る文字』の部分に
選択した文字列が最初から書かれた状態でウインドウが開く
それだけ。
ルビ機能を使っている人なら自然に気づく仕様のような気もするが、公式マニュアルにこの説明は見当たらないし、ルビについて扱ったエッセイもこの仕様に言及しているものは見つからなかった。
すでにみんな知ってたら恥ずかしい釈迦に説法だけど、もし知らない人がいた時のために書いてみた次第。
この仕様は、入力補助メニューの『傍点』や『一括置換』でも同じように働く。
このやり方は『ルビを振りたい文字列をコピーしてペースト』する手間を省くことができるだけだが、このひと手間が意外と億劫なもので、この仕様のダイレクト感はなかなか楽だ。
もちろんルビ機能に手入力よりずっと楽である。
本文をある程度書いてから、その中のルビを振りたい部分に後からルビを振る、みたいな場合なんかはだいぶ重宝する仕様だ。
文字数が多すぎたりしてルビにならないときはエラーを出してくれるので失敗ルビになることもない。
自分で |《》 や () を打ち込むやり方だと文字数や連続漢字なんかで失敗することがあるんだよね。
この仕様がブラウザ依存な可能性があるかもしれない。
とりあえずiPhoneのSafariでは機能した。
MacのSafari、Firefox、Chromeでも機能した。
AndroidやWindows環境については分からない。
そんなところでした。