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俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
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原付の旅(東京〰そして帰宅編)

前回の続き


三日目、無事箱根の山を越えもう少しで東京という所までさしかかっていた


泊ったマンガ喫茶から更に爆走した俺はいとも簡単に東京入りを果たした


しかし、忘れてはいけないのは目的地は北海道だ


ここで日本地図を曖昧に思い浮かべた俺は、


「まだ、1/3もきてないよなー、北海道まで行ったらどれだけかかるんだこれ?」


って思ってけっこう萎えてきてたんだ


すごい良いエロ本を前にして、今日は3回するぞ!って息まいてたのが


いざ1回したら満足して、もういいやってなったみたいな感じでさ


それぐらい箱根の山はきつかったし、東京に入るまでに3日かかった


ってのもきいたな


このまま、行って帰ってをシュミレーションすると、どう考えても2週間くらい


かかりそうだし、その間の期間オンボロ原付が壊れない保証はどこにもない


ここにきてやっとリアルを考え始めた俺だった


そんなこと考えながら走ってたら、5車線くらいある道で


ふいに警察に呼び止められたんだ


多分、盗難防止とかの確認でさ


それで、俺が名古屋ナンバーなのを見て


「…あぁ、まぁ一応ね」ってな感じで確認されたんよ


警「名古屋からわざわざ来たの?仕事は?」


俺「ニートです」


警「そうなの、じゃあ旅行ってことかな」


俺「そうです。北海道を目指してます」


警「…あ、あぁ。がんばってね」


って生温かい目で見られて心を折られたってのもあったし


ちょっと休憩のつもりで入ったパチンコ屋さんで偶然大勝ちして


満足しちゃったっていうのもあったな


まぁ、そんなこんなで結局東京をゴールに変えて帰宅することに決めたんだ


一度来た道、楽勝だろ?と思いきや、行きはよいよい、帰りは怖いとは


良く言ったもので、簡単には帰れないのが今回の旅


箱根の山越えはもう、しっかり準備して行ったから難なく越えれたんだけど、


静岡の浜松か浜名湖辺りだったかな、競艇場の近くを夜10時くらいに


走ってた頃それは起った


パラパラパラ、バババババッ


そう、雨が急に降りだしてきたんだ


これまで運よく雨なんて一回も降って無かったから気付かなかったけど


季節は6月で雨の降りやすいころだ


そしてノープランできた俺はもちろん合羽なんか持っちゃーいない


そもそも合羽なんかきて何時間も走れるようなもんじゃない


しょうがないから、近くにあったホテルっぽいところに転がりこんだ


夕食も過ぎた時間で、予約もなしで、びしょ濡れで


めちゃくちゃ嫌がられたけど、なんとか訳を話して


夕飯無しの素泊まり(夕食無し)で泊ること許可してもらったんだ


「お風呂の利用と朝食はなんとか用意できます、是非食べて行って下さい」って


あの時のおじちゃん、マジでありがとう


そのホテルを改めて見るとビジネスホテルよりグレードが高く


いいホテルだなー、って思ってゆったりくつろいでた


思えばマンガ喫茶に泊ってばかりで、久しぶりのベッドだ


しかし、平日の浜名湖あたりって一体誰がホテルに泊るんだ


って疑問に思ってたら、すぐに謎が解けた


寝る前にお風呂に入らせてもらったんだ、大浴場


そしたら、そこでメガネを掛けたおじさんに何ぞかを話かけられた


「?なんですか?」


「我们只是在随意的弹奏那只曲子(適当)」


あぁ、一瞬で全てを理解した


折しも世の中はインバウンドブーム


どうやらこのホテルは中国人観光客特化型ホテルのようだ


そしたら当然起るよね、戦争が


そう、朝の朝食バイキングは正に戦争状態


日本人は俺一人くらいの勢いで食べたい物もあんまり取れなかったさ


まぁ、そんなこんなでホテルを出て、無事に愛知県に入り


事故や故障なんか無く、とてもスリリングな旅行を終えることが出来たんだ



今回の旅行の話はこれで終わり


俺旅行はほとんど行かないんだけど、ふと思いついた時に


サイコロの目で行くデッサンの旅とか、訳の分からない旅をしたりするから


またそんな変わった旅について気が向いたら書こうかな


以上、アデュー!



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