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俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
91/117

原付の旅(箱根の山越え編)

前回の続き


迷いに迷った挙句やっとのことで1号線の看板を見つけ流れに乗った俺


だったが、そこに突如ガス欠のランプが襲いかかった


原付に乗る人なら分かると思うけど、原付って燃費がいいからあんまり


ガス欠にならないんだよね


500円分とかでも結構走るんだよ


でもそれは家の近くをちょい乗りしたっていう使い方の時だけどね


だから今回みたいな長距離走行は本来の原付の目的に全くあっていない


その結果いくら燃費が良くったって、2,3時間もぶっ続けで走ると


すぐガス欠ランプが点灯するんだよね


まあ、そうは言っても1号線は大きい街道なので、ちょっと走ればすぐに


ガソリンスタンドが見つかって問題は解決したけどさ


まあ、そんなこんなで予想外の出来事と出費に苦しみながらも


なんとかかんとか数時間爆走して、夜中の内にマンガ喫茶見つけて


1泊したんだよ、静岡県の手前くらいまできてたか、入ってたくらいのとこで


確かアプレシオってマン喫だったかな、あそこはソフトクリームも食べ放題で


かなりお勧めだよ。当然2日目もアプレシオに泊ったね


まぁそれはさておき、2日目も爆走を続けてなんとかかんとか


神奈川県まで差しかかってきたのさ


(それまでに、原付通行禁止の自動車専用区間標識を見落として


トラックにクラクション鳴らされまくって死にそうになったりしたけど)


神奈川を過ぎた頃に『箱根』って文字の看板が増えてきたんさ


なんか『箱根』って聞いたことあるなー、くらいに思いながら爆走を


続けてたら、段々山を上がるような勾配の道が増えてきたのね


それと同時にお店とかも減ってきて、田舎って感じになってきたんさ


時間は夕方6時くらいのことだったと思う


そこで俺は思ったね「箱根って山なんじゃね?」と


そこで初めて東京に行くには箱根という山を越えないといけない事を


なんとなく知った


でもどれぐらいの山か、についてはもちろん知る由もないわな


時刻は6時、じゃあこの山を越えたくらいでガス入れて、マンガ喫茶に


泊ろうかな、くらいにめっちゃ軽く考えてた


いざ山に突入したら、走れど走れど登りなんだよね


焦りまくったね


2時間くらい登りを爆走して気が付いた


俺は今やべーことをしていると


ガソリン入れときゃよかったー、ってかこんなに遠いなら


ガソリンスタンドくらいあれよ、無いなら標識立てとけや


とか切れながら3時間くらい走ってやっと下りに切り替わってほっとした


ここまで淡々と描いてきたけど、正直真っ暗闇の山道を3時間も走る大変だぜ


しかもガス欠の不安と闘いながらさ


そしてこの頃もう一つ思わぬ問題が出てきたんさな


それは、『寒さ』


6月ごろということで、やっと温かくなってきた頃という時期


完全に舐めプして半そでで爆走してた


原付の風と山頂付近の気温のダブルパンチで、ヘロヘロになりながら走ってたね


下りになってメーター気にしながら、なるべく勾配を利用してガソリンケチって


走ってたんだ


原付のメーターってEよりも下に針が行くことを知ることができた


貴重な体験だったなぁ


で、6時間くらい走ってやっと山を下りて、ガソリンスタンドで


ホットコーヒー飲んで一安心さ


もうちょっとで東京と思いながら、道の途中にあったアプレシオで1泊


本当に命拾いした経験だったなー



次回(東京〰そして帰宅編)に続く



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