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俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
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それでもやっぱりカレー味のカレー

小噺をひとつ


「カレー味のうんことうんこ味のカレーどっちがいい?」


誰もが小学校の頃に聞いたことがある質問だと思います。


何を馬鹿なことを、と思う人は大勢いるでしょうがそうやって


簡単に切り捨てて果たしてよいのでしょうか?


俺は小学校の頃は味がどうだろうと食べるものなのだからやっ


ぱりカレーが良いと思っていました。


しかしこの考えも今となっては(?)です。


こういう簡単に決められない状況を心理学用語で「アンヴィバ


レント」といいます。まあ簡単に言うと葛藤のことです。


それでは、上のような状況をこう置き換えたときにあなたなら


どうしますか?


「乗っていた船が沈没してしまい、あなたは彼女と海に放り出


されてしまいましました、そこに偶然、沈没した船の破片が流


れてきました。しかしこの破片は二人がつかんでしまっては沈


んでしまうような、一人だけギリギリつかめる板切れです。周


りを見回しても他に使えそうなものはありません。」


そう、有名な映画タイタニックのラストシーンでもあります。


彼は自分が犠牲になることで彼女を助けました。


しかしこれが本当に良い決断だったとは言いかねます。


このような状況は「カルネアデスの板」というギリシャの説話


が元になっています。


もちろんこれで相手を殺してしまったとしても緊急避難という


特例で罪には問われません。


それでは俺の場合はどうなのかというと、タイトルにあるよう


に「カレー味のカレー」を探したいと思います。


ここまで長々と書いてきていったい何が言いたいのかという


と、決められた条件に縛られることなく自由に考えることが大


切、ということを言いたかったわけです。


ちなみにある人は(誰だかは忘れましたが)彼女と交代交代に


泳いで最後までがんばる、と答えていました。


すばらしい答えです。皆さんも彼に見習いましょう(笑)

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