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俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
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オリックスのベテラン

小噺を一つ


俺が塾の先生をやってた時の話をするよ


あれは6,7年前のことだったかな


俺学習塾で理科の先生をやってたんだよ


そこの塾は中学受験がメインの塾だったから


生徒は主に小学生でさ、5,6年生あたりの生徒が多かったんだよね


で、小学生を相手にしてるもんだから一筋縄ではいかないんだよ


授業中に私語をして授業の妨害をしてくるやつとか、


先生の間違いを指摘することを楽しみにしてるやつとか


とにかく色んな生徒がいて大変だったんだ


で、ある時6年生の授業で星座の単元の中で『冬の大三角』を教えてたんだよな


実は『冬の大三角』には面白い語呂合わせがあってさ、


それを紹介してたんだよ


どんな語呂合わせかって言うとこんなの↓


『【オリ】ックスの【ベテ】ラン、【おお】きなお【シリ】で


【子犬】を助けた、さすが【プロ】!』


それぞれ『オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス


こいぬ座のプロキオン』って一等星を結んだら『冬の大三角』になるんだ


で、それを俺が考えた訳でもないのに偉そうに教えてたんだよ


そしたら途中で前の方の生徒が


「先生、先生」って呼びかけてくるんだよな


またなんか間違いを指摘してくんのかな、って身構えたんだよ


だって、その生徒は色んな知識に詳しい、いわゆる天才肌だったからさ


だからものすごく警戒しながら話を聞いた


「ん、何?どうかしたか?」ってさ


そしたらその生徒はこう言ったんだよ


「先生、今オリックスにベテランはいないんだよ


みんな若手選手だから、全然勝てないんだよ」ってさ



……


そこに突っ込むんか―い!


って心の中で思いっきりツッコミを入れながら


「まぁ、昔作った語呂合わせだから、勘弁してくれよな」


とか適当なこと言って納得させたんだったわ

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