表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
29/117

お誕生日会のインタビュー

小噺を一つ


俺が保育士をやっていた時の話


保育園ではだいたいどこでも誕生会というものがある


それは年齢ごとに分かれたクラスが全部集まって、その月生まれの子を


お祝いするという行事だ


俺がいた保育園では「先生の出し物+歌+誕生日インタビュー」みたいな


感じで行事が行われていた


先生の出し物って?と思われる方には、後日また別のエピソードで説明します


今回はその中の誕生日インタビューについての話


大体において、大人から見るとインタビューなんて一言話すだけだろ、って


思いがちだけど、保育園の子たちは経験が少ないからそれぐらいのことでも


大緊張しちゃうんだよ


小さいクラスの子とかだと、前に出ただけで大勢に見られてるから泣きだしたり


大きい子でも、けっこうみんなカチンコチンになっちゃうんだよ


俺はそのとき3,4,5才の子たちの合同クラスを持ってて、その月はNちゃん


っていう、4歳の子の誕生月だったんだ


で、本番で緊張しないようにどうするかというと、前日とかにクラス内だけで、


遊びの延長のような形でインタビューの練習をするんだよ


で、その月はたまたま俺が誕生日会の司会の当番の月だったもんで


余裕だな、って思ってたんだ


で、前日にNちゃんとの練習で


俺:「好きな食べ物はなんですか?」


Nちゃん:「梨!」


俺:「好きなおもちゃはなんですか?」


Nちゃん:「プリキュア変身セット」


とかって、結構余裕で練習してたんだ


で、本番になって、余裕かましてたら俺が司会で緊張しちゃったんだよね


で、焦って予定してた順番間違えて質問しちゃったんだ


「Nちゃん。好きなおもちゃはなんですか?」って先に聞いちゃって


そしたら、まぁ普通に間違えるわな


Nちゃん「梨!」って大きな声で答えてくれたんだ


で、俺また焦ってフォロー入れようとして


「好きな食べ物答えてくれたんだね。ありがとう」って言ったら


Nちゃん「違うよ。梨のおもちゃが好きなんだも―ん」


って凄まじいアドリブで答えてくれて、会場大爆笑


確かにおままごとで使う梨のおもちゃあるけど


Nちゃんは末恐ろしい子だなって、今になっても思う


Nちゃんあの時は先生の方まで助けてくれてありがとう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ