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俺のすべらない話  作者: 弓 ゆみ太
111/117

介護ちょっと面白い話③


小噺を一つ




俺が老人ホームで働いてた時の話をするよ




俺はその日夜勤だったんだ




で、その施設は一人夜勤の施設だったから、




俺一人で色んなものと闘ってたんだな




眠気とか孤独とかさ




中でも強敵だったのが、Mさんっていうおじいさんで




認知症だから、みんな寝てるのに一人起きてきて、他人の部屋に入ったり




冷蔵庫開けたり、とにかく放っておくと事故に繋がる危険の高い人だったのさ




で、その日もいつものように部屋から出てきて俺を呼ぶんだよ




M「おーい、おーい」




俺「はい、Mさん。どうかなさいましたか?」




M「柔道の先生を呼んでくれ」




えっ……




てなるよね




柔道の先生って、パワーワードの時点でもうおもろいじゃん




だから俺笑いを堪えながら冷静に対応しようと努めたんだ




俺「えーっと、柔道の先生呼んで何をなさるんですか?」




M「腰が…」




俺「腰が?」




M「腰がいてぇから、柔道の先生に帯をキュってしてもらうんだ」




俺、爆笑




どうゆう発想なんだ




こんなに面白くなれるなら、老いも悪いもんじゃないなって




改めてそう思ったお話でした




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