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五話 「なんか、めちゃめちゃディスられてるけど。そんなにマズイのか」

 特別なゴブリンが完熟するまで、三日間。

 ただ考えているだけ、という訳にもいかない。

 りあむは今いるゴブリン達に、外の様子を聞いてみることにした。

 ある程度とはいえ、会話が出来るのだ。

 情報が得られるだろうと考えたのである。

 早速、ゴブリンツリーの下へ戻ってきたゴブリンに話を聞こうとしたりあむだったが、ここで問題が発生した。

 ゴブリン達は仕事を終えると、すぐに洞窟の外へ出て行ってしまうのだ。

 休憩している時に質問しようと思っていたりあむだったが、当てが外れてしまった。


「なぁ、ゴブリン達って休憩しないの?」


 りあむの質問に、「木の記憶」はすぐにこたえる。


 基本的に、ゴブリンは休憩などを必要としません。

 睡眠も不要なので、ほとんど一日中働いています。

 ゴブリンは目が大きく、夜でも月や星の光で周囲を見渡すことが出来ますので、昼夜関係なく動くことが出来るのです。

 ただ、一応休憩的な仕事、というものが存在しています。

 それは、この洞窟の入り口を守る仕事です。

 このゴブリンツリーがある洞窟に入るには、二つの入り口があります。

 頭上に見える天井の穴と、ゴブリン達が入ってくる穴です。

 天井穴周辺は地形が険しく、岩に覆われています。

 大型の猛禽が巣を作っている以外は特に何もなく、そこから侵入してくるものはほとんどいないと考えていいでしょう。

 ゴブリン達が守っているのは、もう一つの穴。

 出入りに使っている方の穴です。

 この穴の前は、常に二匹以上のゴブリンが守っています。

 ゴブリンツリーへ近づくにはここを通る必要がありますから、当然と言えば当然ですね。

 ただ、この護衛が役に立つことは、ほぼないと言っていいでしょう。

 何しろゴブリンツリーとゴブリンは、ほかのモンスターに襲われることが殆どないからです。

 どうして襲われないのか。

 理由はすごく単純です。

 ゴブリンツリーもゴブリンも、メタクソ不味いからです。

 直接食べたことがあるわけではないので詳細は分かりませんが、何しろゴブリンツリーの葉は虫も付かないほど不味いようです。

 特に毒があるわけではないはずなのですが、まあ、こちらとしては都合がいいので問題ありませんね。

 ゴブリンについてですが、動物でないので肉食動物にも狙われず。

 植物にしてはすばしっこいうえに固くてまずいので、草食動物にも相手にされません。

 つまりゴブリンは、「ほかの生き物は襲うのに、くそまずくて食えない超迷惑なやつ」という立ち位置を獲得しているのです。

 そのため、わざわざ危険を冒してゴブリンツリーとゴブリンを襲うものは、モンスターにはいません。

 ついでに言えば、ゴブリンツリーが生えているのはそれなりの荒れ地なので、大型の捕食動物がここまで来るのにはそれなりの苦労が伴います。

 わざわざこんなところまで来て、僅かばかりしかないゴブリンツリーとゴブリンを食おうなどという物好きなモンスターは、今のところ存在しないのです。

 もちろん、ゴブリンに攻撃されたり、縄張りを荒らされれば攻撃はするでしょう。

 ですが、積極的に襲われることはない訳です。

 そんな訳で、出入り口の穴を守っているゴブリンは、実質休憩しているのと変わらないのです。


「なんか、めちゃめちゃディスられてるけど。そんなにマズイのか」


 どうやらゴブリンとゴブリンツリーは、僻地で育ち、メタクソ不味い、という生き残り戦略をとっている生物なようだ。

 なんとなく釈然としないものを感じるりあむだが、狙われにくいというのは有難い。

 まだ「木の記憶」には、続きの文章が書かれていた。

 りあむは、それを読み進める。


 さて、仕事のことについて記したので、ついでに彼らの一日のタイムスケジュールについて説明しましょう。

 ゴブリン達は、おおよそ三交代シフト制のような体制を取って仕事をしています。

 途切れなく働き続けているので、どこから説明したらいいか迷うところですが。

 先に記した、出入り口の穴の護衛から、話を進めていきましょう。

 護衛と言っても、先ほど記した様に、ほとんど休憩と変わりません。

 穴の前に突っ立っていたり、座り込んで日光浴したりしています。

 怪我をした際などは、この間に修復を行います。

 よほど大きく体を欠損しない限り、ゴブリンは数時間あれば傷を治療することが出来ます。

 もっとも、完全に治すわけではなく、「穴をふさぐ」とか、「切れたところをくっつける」と言った種類のものです。

 動物のように「治る」訳では無いことを、忘れないでください。

 この護衛は、交代要員がやってくるまで続きます。

 一日の三分の一ほどが過ぎたところで、ほかのゴブリン達と仕事を代わります。

 次にゴブリン達が行うのは、採集です。

 草や木の実などを拾い、ゴブリンツリーの下へ持ってくるのです。

 また、この時ゴブリンツリーの根元の土を掘り返し、空気を入れる作業なども行います。

 こういった作業を行っているうち、最後の仕事をしていたゴブリン達が戻ってきます。

 彼らが護衛の仕事と交代するのを合図に、次の仕事へと取り掛かるのです。

 最後に説明する、三つ目の仕事。

 それは、狩りです。

 最も過酷で、最も危険な仕事です。

 獲物は、ゴブリン達の体調、天候、その時ゴブリンツリーに必要な要素、などを考慮して決定します。

 虫、小動物、中型動物、モンスター。

 様々なものを狙いますが、狩りの成功率は決して高いとは言えません。

 ゴブリンが負傷するのは、おおよそこの狩りの時と考えてよいでしょう。

 狩りが終わったゴブリン達は洞窟にやって来て、その成果をゴブリンツリーの根元に埋めます。

 それが済むと、護衛のゴブリンと仕事を交代するのです。

 以上が、ゴブリンの仕事、一日の、大まかな説明になります。


「過酷だなぁ」


 書かれている内容を読み終えたりあむは、ため息交じりにつぶやいた。

 仕事の内容が大雑把なものでしかないのは、説明を省いたのか。

 或いは、ゴブリンツリー自身、実際の作業を見たわけではないので、説明した程度しか分からないのか。

 はたまた、その両方なのか。

 なんにしても、細かなところは実際に見てみるのが一番だろう。

 百聞は一見に如かず、という奴だ。

 それにしても。

「木の記憶」を読む限り、ゴブリンツリーはゴブリン達を大切に思っているように、りあむには感じられた。

 彼らが傷つくことを仕方ないことだとしながらも、それに対して労いの気持ちがあると言った所だろうか。

 もっとも、りあむはゴブリンツリーではないので、正確なところはわからない。

 まあ、その一部にはなっているようだが。

 とにかく。


「ここに来てるゴブリン達は、何かを埋めに来てるだけってことか。仕事の途中ならじっともしていられないわな」


 となると、ここに成果物を埋めに来たゴブリンに話を聞くのは、難しいだろう。

 ならば、外で護衛をしているゴブリンに、中に来てもらって聞くしかないだろうか。

 だが、それにもやはり問題があった。

 ほとんど休憩、とはいえ、彼らはあくまで護衛をしているのだ。

 万が一何か問題が起きたとき、ここに居て対処できなかった、では意味がない。

 かなり確率は低いのだろうと思われるが、こういうのはフラグを立てないのが一番である。


「となると、来た時に質問をするしかない、か」


 そう口にしたりあむだったが、すぐに別の方法がある事に気が付いた。

 来てもらうのではなく、こちらから行けばよいではないか。

 なにも、ゴブリン達に来てもらうことに執着する必要はないのだ。


「いや、違う。そもそもなんで来てもらうことを考えてたか、だよ。動けないんじゃんか、俺が」


 りあむは頭を振って、溜息をもらす。

 わざわざここに来たゴブリンに話を聞こうとしていたのは、りあむがここから離れられないから、なのだ。

 木の精霊であるりあむは、木から遠く離れることが出来ない。

 精々、洞窟の内部のみだという。

 そこを曲げて外に出るために、特別なゴブリンが必要な訳で。


「あー、だめだ。まだ前提からして頭に入ってないな」


 何しろ、昨日今日精霊になったばかりなのだ。

 人間であった時の知識と、木の精霊としての本能的なものが、未だにりあむの中で一致していないのである。

 そのせいで考えがあちこちに飛んでいるようなのだが。

 こればかりは慣れるしかないだろう。


「しかし、本当に離れられないのかね。いや、嘘じゃないんだろうけど。どのぐらい離れると、どんな感じになるかは分からない、か」


 ゴブリンツリーから離れると、どんな感じになるのか。

 試してみる価値はあるだろう。

 早速、りあむは出入り口の穴に向かって進み始めた。

 はじめは特に何も問題なかったが、いよいよ出入り口の穴に入ろうと言った所で、変化が起きる。

 だんだんと抵抗を感じるようになっていき、出入り口の手前に着くころには、少しも前へ進めなくなってしまったのだ。


「なんだこれ!? バンジーとかのゴム付けられてるみたいなんだけど! 付けられたことないけどさ!」


 しばらく粘ったりあむだったが、ふと力を抜いた瞬間にゴブリンツリーの下へと引っ張り戻されてしまった。

 りあむ自身が言ったことだが、どうも本当にゴム紐か何かで結び付けられているような状態らしい。

 もう一度やってみるが、結果は同じだ。

 最初はほとんど抵抗が無いものの、徐々に引き戻される力が働き始める。

 そして、出入り口の穴付近になると、一歩も進むことが出来なくなってしまう。


「よし、ダメだな」


 こういう時、りあむはさっさと諦めて、別の方法を模索するタイプであった。

 外に出るのは、特別なゴブリンの完熟を待つしかなさそうである。

 となれば、今のところ出来ることは、外から来た仕事中のゴブリン達に、外の様子を聞くことだけだろうか。

 あまり長く話せず、かなり断片的な内容になりそうだが、仕方ない。

 りあむは木の枝に腰かけると、「木の記憶」を抱える。

 そして、ゴブリン達がやってくるのを、ぼうっと待つことにするのであった。



 ゴブリンが近づいてきた気配に気が付いたりあむが上を見上げると、天井の穴から入って来ていた光はすっかりなくなっていた。

 恐らく、夜になったのだろう。

 相当長い間「ぼーっと」していたようだ。

 どうやら木の精霊というのは、相当に気が長いものらしい。

 やはり、元が木だからだろうか。

 木だけに、気が長い。

 そんなことを考えてしまったことにりあむが自己嫌悪しているうちに、ゴブリン達が穴の中から姿を現した。

 皆、両手いっぱいに草や木の枝を抱えている。

 どうやら、採集を行っているゴブリン達のようだ。

 りあむはさっそく彼らに近づき、声をかけてみた。


「あの。ちょっとお話をお伺いしたいんですが」


「まま?」


「ママじゃないです。っていうか、ママは多分あっちのゴブリンツリーでして。私はあの、皆さんの兄弟? 姉妹? あの、後輩的な。あ、りあむと申します。はい」


 自分で言いながらも、なんかすごい説明内容だな、と、りあむは思った。

 理解してもらえる自信はあまりなかったのだが、どうやらゴブリン達は事情を察してくれたらしい。

 納得した様子で、頷いている。

 考えてみれば、突然兄弟姉妹が出来るのには慣れているのだろう。

 なにせ、彼らの身内は木に成っている実なのだ。

 突然身内が増えたところで、あまり驚くことではないのだろう。

 まあ、りあむの想像ではあるのだが。


「この洞窟の外のことが聞きたいんですけど。洞窟を出てすぐの所って、どうなってるんです?」


「いわや、つち。でこぼこ」


「き、はえてない。くさ、すこし。あれち」


 どうやら、「木の記憶」に書かれていた通り、荒れ地になっているらしい。

 ということは、彼らはやはり別の場所に行って草などを持ってきているのだろう。


「木の葉とかって、どこから持ってくるんです?」


「もり。あるいていく」


「三回ぐらい行くと、こうたい。狩りに行く」


 三往復すると、交代の時間になるということだろう。

 一度の採集作業が一時間程度と見積もって、三時間程度。

 一日三交代という話だから、一つの作業が八時間と考えて。

 移動に要している時間は、五時間と言った所だろう。

 それを三で割れば、一往復にかかる時間になる。

 さらに半分にすれば、片道でどのぐらいかわかるわけだ。


「大体、五十分ぐらいか。険しいのか遠いのか、判断に困るなぁ」


 そこで、りあむは致命的なことに気が付いた。

 ここは異世界であって、地球ではない、ということだ。


「一日が二十四時間とは限らないし。っていうか、一日の区切りがどこでついているのかわからないじゃんよ」


 月や太陽が、二つ三つあってもおかしくないのだ。

 指針ぐらいにはなるだろうが、あてにはならないと言った所か。

 後で「木の記憶」に聞いて、確認する必要があるだろう。

 それでもわからない恐れもあるわけだが。


「水とかは、どこで手に入ります?」


「もりのなか。みずば。いずみある」


「木の葉もってくるとき、そこで濡らす。われわれも、水のむ」


「え? 濡らすんです? なんでまた」


「ぬらす。まま、たべやすい」


 どうやら、木の葉などを濡らすことで、土に埋めたときにゴブリンツリーが栄養を取り込みやすいらしい。

 微生物などによる分解が進むのだろうか。

 そのあたりのことも、「木の記憶」でもわからないかもしれない。

 りあむが頭を抱えている間に、ゴブリン達は洞窟の外へと出ていく。

 まだ聞きたいことは有ったのだが、仕事を中断させるわけにもいかない。


「あ、いってらっしゃい。気を付けてー」


 りあむはゴブリン達の背に、手を振った。

 ゴブリン達も、片手を上げて挨拶を返してくれる。

 姿が見えなくなるまで手を振り、りあむはすぐさま「木の記憶」の下へ戻った。


「ええっと、この場所の一日の概念と、あと月と太陽の数と、一日が大体どのぐらいの時間なのか教えて。俺の記憶があるんだから、大雑把な時間とかも……わかんないか。体感時間とか自信ないし」


 ため息交じりの問いにも、「木の記憶」はすぐにこたえてくれた。


 まず、この世界の太陽の数ですが、私が知る限り一つです。

 月の数も、一つで間違いないでしょう。

 一日の定義ですが、おおよそ日の入りが新たな一日の始まりであり、前日の終わりとしています。

 ゴブリン達はニ十四時間営業なので、一日の区切りは日が沈んだ時、という訳ではないわけですね。

 それと、一日の長さについてですが、正確にはわかりません。

 時計とかありませんし。

 っていうか、あなたの記憶を手に入れるまで、あんまり時間の概念とか考えたことありませんでしたから。

 私は貴方の知識を手に入れたことで、様々な概念を手に入れました。

 逆に言うと今までは半分以上本能で生きてきたので、ぶっちゃけそういう知性的なアレは期待しないでください。


「まあ、そんなとこだろうなぁ」


 いくらゴブリンがなるとはいえ、木は木なのだろう。

 そういえば、知性的な部分を担当する存在が必要だから、精霊を作るのだと書いてあった気がする。

 ならば、木は元々、それほど高い知能を持っていない、と考えていいのかもしれない。

「木の記憶」とのやり取りを考えると、かなり高い知性を持っている気がするのだが、それがある種のイレギュラーなのだろう。

 りあむの知識を得たことで、様々な概念を手に入れたと書いてあった。

 そこに、元々ゴブリンツリーが持っていた記憶が合わされば、大きな変化が起こってもおかしくない。

 もっとも、それが本当に起きているのかどうか、りあむの想像通りの変化が起きているのかどうかも、はっきりとはわからなかった。

 なにしろ、ほかのゴブリンツリーがどういうものかわからないのだ。

 比べようもない。


「ああああああ、くっそ。次から次へとわからないことがでてくるんだよなぁー。未だに何をすべきなのか整理がつかんし。理路整然と考えをまとめられてる気がしない」


 りあむは頭を掻きむしりながら、唸り声をあげた。

 自分で言っていて、なかなか難しいことを注文しているのは分かっている。

 木の精霊などというモノに転生して、いきなりテキパキと行動をこなせというのは、かなりの無理難題だろう。

 あの不動産屋のような場所での前振りが無ければ、りあむ自身、未だに状況が理解できず、頭を抱えていただろうと思う。


「とにかく、少しずつだ。少しずつ。焦ってどうなるものでもないんだし」


 りあむは深呼吸をしながら、「木の記憶」を抱えた。

 と、そこで、ある事が頭に思い浮かんだ。


「あのさ。書かれてる内容って微妙にムカつくことあるんだけど。ゴブリンツリーって俺の記憶持ってるんだよね? それって、わざと煽ってるってこと?」


 そんなりあむの問いに対し、「木の記憶」は全く反応を見せなかった。


「ちょっと。あの、聞いてるんだけど?」


 若干語気を強めてみるが、反応は一切ない。

 思い切り「木の記憶」をぶん投げたら気持ちいいだろうな。

 そんな風に思うりあむだったが、唇をかみしめてグッと耐えた。

 これも、木の精霊特有の気の長さのおかげかもしれない。

 そんなどうでもいいことを考えながら、りあむは次のゴブリン達の到来を待つのであった。

という訳で、ストックが付きました d(-ωー

がんばって六話を書いていますが、明日の更新に間に合うかどうかわかりません

まにあうといいなぁ、みたいな

アマラさんを応援して、更新をさせよう!(育成ゲー風)


っていうか、なんかいつの間にかすごいポイント頂いていて、びっくりしています

息抜きというか、体休めに書いているのにこんなに反響を頂けるとは

私もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思いました

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