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欲しい

作者: 茜空

「いらない」の対比で書いた詩です

欲しいと思える気持ちが大切な人とのつながりを生むのかもしれません

それが悲しみに繋がったとしても


欲しいものがある


誰かにねだってはみるけれど


僕の手には空気しかない


空気をつかんでいる、宙をつかんでいる


それは何も無いと同じ?


欲しいものが欲しいと思えてるうちに


願望や憧れの気持ちを堪能しよう


何でも手に入るなら


それは束の間の夢の泡沫


欲しいものに囲まれて


欲しいものの山に埋もれたとしても


いつしかゴミになる


それならば、


欲しいものがない


ただ、何もいらない


そんな仙人みたいな思想になったら


この劣等感からも解放されるのだろうか?


自分が何が欲しいのか


無意識に欲しているものが分かっていても


それを表に出さないのが徳だとしても


心の中で渦巻くものはなんだろうか?


欲しいものが手に入った時の喜びを感じるのは


まだ私が人だからなのか?


それとも俗物的なものだからなのか?


わからない。


欲を捨てて無我の境地に入ることが善とされるなら


何かが欲しいともう事は悪なのか?


わからない。わからないけど、


貰えたことに、手にはいる事に、感謝をしよう


自分の大切なものに感情が入っているのなら


まだ大丈夫。


僕らの希望は自分の中にしっかりとある


いつか希望に裏切られて


悲しみに打ちひしがれることになったとしても

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