BAROQUE-歪んだ妄想- ゲーム
またとんでもねぇ時期のソフトを持ってきやがってと言われそうだが。
そんなものはどうでもいいのだ。
いいんだってば、ぷん。
かなり昔のゲームでこれもまたダンジョンRPGというのだろうか。
世界観が恐ろしく暗いもので、キャッチコピーのようなものが
「僕達の罪はどうすれば癒されるのだろう?」
うわっ、暗っ。
女神転生シリーズや、ドラクエだったらFFが好き~なんて人には向くかもしれない。
ていうか、私が暗いゲーム好きなんだ。うん。
システムはHPが決まっていて、行動や戦闘で減っていくHPを、
アイテムをいかに上手に駆使し、最下層まで下れるか、という感じだ。
一度HPを使い切るとレベルもアイテムも初期に戻り、
当然MAP、敵の出る場所も変わる。
その中でNPC達との会話を集め、主人公の過去を探っていく。
最下層までたどり着けたところで、情報がそろっていないと
真のエンディングにはたどり着けない。
このゲームでは真っ先にオープニングにやられた。カッコ良すぎ。音楽も映像も。
これだけ古いゲームなのに、かなり肝抜かれました。
あ、サントラ買おうと思っていたんだ。
ついでに今ネットで買ってこよう、いってきます。
はい、ただいま。
さて、続き。
アイテムというのはそれなりにあるのだが、
回復アイテムがこれまたシュール。
骨。
肉。
心臓。
微妙なところで洋ゲーの影響を受けてる気がします。
骨は使用すると、「コリリ」といい音がする。
肉と心臓は「グシャリ」だか「モニュリ」だか微妙な音がする。
そして、このゲームをレビューしようと思ったのがこれから語るものだ。
必要のないアイテムは捨てていくのだが、
捨てる時に、鎧や剣は「ガシャン」と普通の音がする。
他のアイテムも「コトン」と普通の音がする。
ある意味普通なのかもしれないが、心臓を捨てる時に限っては、
「べちゃり。」
…ふ。
もういっちょ。
「べちゃり。」
ふふ・・・・
ふははははははは!
アァン、たーのーしーいーよー。
どうもツボに入ってしまったらしいのだ。
その後はもうひたすら心臓を投げまくった。
おかげでこのゲームは心臓を投げた時の音のみの印象になってしまった。
いや、オープニングも充分カッコ良かったが。
現在中古ショップでは500円程度で売られている。
オープニングと「べちゃり」のために買うにしても悪い値段ではないと思う。
どうか、音ゲーと認識して購入してください。