ドラゴンペナンス 龍珠演舞 ゲーム
かなり古いゲームの感想です。
今は売っているかどうか...
俗にいう、おたく女性向け恋愛アドベンチャーだ。
さて、このゲーム、冒頭に書いたとおりアドベンチャーであるのだが。
シナリオ重視ゲームという事だけ述べておいて、この際、内容はおいておく。
前世がどうとか、眼鏡君モヘーとかもおいておこう。
秀逸なのは、そのシステムなのだ。
どういうシステムなのかというと、
好きなキャラとのエンディングを見るために、
気にいらないキャラを殺していくゲームなのだ。
言い方を変えると、いらない男を選んでいく、
そして選ばれた男は死んでいくゲームなのだ。
登場人物は4人います。
まずAがいらない。
A死ぬ。
次にBがいらない。
B死ぬ。
残ったCとD。
殺し合う。
そしてやっとこ、目当てのキャラとのEDを見れるわけです。
殺していく男によって、結末が変わるのです。
どうです?
こんな画期的なシステムのゲームが過去にあったでしょうか?
~~様に気に入られる返事をしなきゃ、
なんて媚を売る必要もないのです。
鬱屈とし、そして歪んだ少女達に向けた、
「色男をたぶらかしたうえに、やっぱテメェなんざいらねぇや、
死んでおしまい、ほ~ら、クリックポン!ヒャッヒャ」
な、ゲームなのです。
すごいでしょう、すごいでしょう?
ただ、一つだけ難点がありました。
粘着君には向きません。
なぜって、
「てめっ、この私に向かってそんな口ききやがるか。
だったら殺しちゃうぞ~、え~い、うっひょー」
そう、嫌いなキャラばかりを先に殺してしまい、
肝心のキャラとのEDが見れないのです。
嫌いなキャラを真っ先に殺さない、
そんな寛容な心を持つあなたには
ぜひ、お勧めしたい。
ところでこれも、恋愛アドベンチャーと呼ぶのだろうか?