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skip!!  作者: えんてる
6/12

母と私と入団と

松山のいきなりの入団発言に本気で驚いたが、一番になるためならしょうがないか、と割り切った


問題は母だ、入団するなら保護者の同意が必要だ、母が許すとは到底思えない


「お母さん」


母は、ビクリと、肩を揺らしこちらを向く

「……なに?」


「私、バレーボールの少年団に入りたい」


「バレーボール?……何言ってるの?貴女、どうせ続かないでしょ?」

蔑んだような母の顔、こんな顔今までしなかった


いや、気づかなかっただけかな?


「……わかった」

どうせ、言っても無駄だってわかってたし、無理を押し通す必要もない














「駄目だった」

松山に報告した


「……こうなれば奥の手だ!」


「は?」

松山はどこかに電話し始めた


「もしもし、あの入団手続きをお願いしたいのですが……はい、えぇ女の子です、小学2年生の……はい!それでは明日伺いますね」


松山は電話を切りウィンクした

「明日は、遅くなるようお母さんに言っときなさい」

「馬鹿がいる」
















こうして、私は駅が2つ離れた地域の少年団に訪問することになった




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