第3話
結局あの後親父は1時間ほどで目を覚まし(実は母さんに叩き起こされた)母さんと2人で経営する店に行った
俺はいつものようにテレビを見たりしていたが明日に備えて早めに寝たのだった
そして今、朝起きて学校に向かっている
「タク〜!!」
後ろから俺の名を呼びながら走ってくる奴の名前は真田健太
俺の親友&幼馴染み
運動神経抜群で頭も良く女子に人気がある
ちなみに父親は真田病院の委員長で俺の担当医であったりもする
「ケンおはよう」
「膝は?」
「バッチグ〜」
「それは良かった」
この後2人の会話は自然と夏休みの出来事変わり学校まで話は続いた
1―Cが俺のクラスだ(あとケンも)
席は窓側の端の列の後ろから2番目だ
ちなみに後ろはケンだ
「おっはよ〜健太!あと拓也」
俺はついでかよ!?
笑顔で挨拶してきたのは俺の隣の席である内村瞳
髪は茶髪で少し長め
顔は可愛いと言うより綺麗の方があっている
「おはよう瞳」
笑顔で返事をするケン
「うーす」
適当に返す俺
「ねぇねぇ今日どうする?」 「僕はいいけど……タクは映画どうする?」
「…………行く」
「拓也〜今の間はなによ?」
君たちのイチャイチャしている横で映画を見るか見ないか悩んだですよ
気がつくといつの間にか隣にいた瞳はケンの隣に座ってるし
神業だな……
このクラスは男子が20人で女子19人であるためケンの隣は誰もいないが休み時間は大体今のように瞳がケンの隣に座っている
そして俺が後ろを向いて3人で会話をする




